ラベル 買い物 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 買い物 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2024年2月12日月曜日

いしかわ生活工芸ミュージアムで七尾の高澤ろうそくの菜の花ろうそくとミニ燭台を購入してみました。

昨日,石川県立美術館に行った後,その近くにある,いしかわ生活工芸ミュージアムに行ってみました。石川県内の工芸品をずらっと展示し,ショップも充実している博物館なので,復興支援も兼ね「何か買ってみようかな」と思い行ってみました。


まず入口付近で,金属工芸コレクション展というのをやっていました。


販売品なのですが金額的にはほぼ展示品という感じでした。富山県高岡市のお店の金属製品を色々売っていました。その中でいちばん目を引いていたのが,次の鐘でした。


この鐘は恐ろしくてなかなか叩けなかったので,音階が出る次の写真の方を軽く叩いてみました。澄んだ音が気持ち良かったですね。

ショップの方では,石川県の工芸品関連のお土産を色々と売っているのですが,この日は七尾市の高澤ろうそくの商品を買うことにしました。

実は自宅の仏壇用に,既に「ろうそく消しあひる」というグッズを持っており,愛用しています。

https://takazawacandle.stores.jp/items/6039b01c6728be38072bf038

ろうそくに火を付けた後,炎を消す必要があるのですが,団扇などであおいで消すと,灰が舞い散るので,実用的にも必要なグッズです。ピンセットでも代用できるのですが,よく使うので,数年前に購入しました。

今回はこの高澤ろうそくの菜の花ろうそくというのを買ってみることにしました。せっかくなので,小型の燭台も購入。並べてみると次のような感じに。小型の燭台ですが,重みがあり安定感があります。

部屋が暗くなってから灯けてみました。やはり安心しますね。


ちなみに右側にある「おりん」ですが,ミュージアムにあったような澄んだ音が出ないか,久し振りに掃除をして試してみました。確かに掃除する前よりは,音の伸びがよくなった気がしました。

というわけで,毎日この蝋燭を付けてあれこれ祈ることにしたいと思います。

2023年8月11日金曜日

今年の夏休みの課題は「屋外でビールを飲みながら,村上春樹の本を読む」と勝手に決めてやってみましたが...暑かったです。本日読んでいた「村上T」に合わせて我が家のTシャツも眺めてみました

本日から夏休みです。とは言うものの,県外にいる家族も帰省してこないので,特に変わったイベントは全くありません。それでも,ちょっと夏らしいことにチャレンジしてみようかと思い,本日の夕食前に「屋外でビールを飲みながら,村上春樹の本を読む」というのをやってみました(一度やってみたかっただけです)。

というわけで次のような感じになりました。

村上春樹さんの本を読んでいると,アルコールを飲みながら読書をする,というシチュエーションが結構出てくるので,トライしてみました。読んだ本は,「村上T:僕の愛したTシャツたち」の文庫本版。恐らく,過去の村上作品の中でもいちばん脱力して書いている本で,お酒を飲みながら読むにはぴったりの本でした本。村上さん所蔵のTシャツコレクションを写真入りで延々と紹介していくのですが,うまく分類して紹介しているので,アルコールでボーッとしていてもとても読みやすかったですね。

ただし...やはり暑かったですね。その後場所を木陰に移動してみたのですが...今度は虫が気になる感じ。

日が沈んでからの方が良かったかもしれませんが,そうなると本は読めないので,なかなか夏の屋外での読書は難しいものだと思いました。こうなってくると,日よけシェードを買うか...ということにもなりますが,そこまで利用頻度はなさそうですね。

ただし,外で飲むというのはやはり夏ならではです。日中ほど暑くはなく,酔いもよく回る(?)感じなので,日常からの脱却という感じにはなるかもしれませんね。

さて今回読んでみ「村上T」に刺激されて,我が家にあるTシャツも調べてみました。村上さん同様,「お土産」「粗品」的なものが結構ありました。せっかくなので,「マイT」を紹介してみましょう。

# こうやってみると黒系等が多いですね。それと...皺が目立ちます。見苦しくてすみません。

最初のものは,金沢工業大学主催の「世界を変えた書物」展で買ったもの。デカルトの決めゼリフ(?)「我思う故に我あり」です。一般的にはラテン語の「コギト・エルゴ・スム」で知られていますが,本物の「方法序説」にはフランス語で書いてあるので,このTシャツもフランス語になっています。


続いては新潟土産でもらった鶴亀という日本酒(?)のTシャツ。とても着心地がよく気に入っています。

これは私がオーストラリアに行ったお土産で買って来たもの。家族用に買ったつもりだったのですが,サイズが合わず(海外のサイズのランクは日本のものと少しずれますね),結局自分で着ていました。

こちらもオーストラリアに行ったときに購入。シドニー大学のTシャツ。地味なので,着やいですね。

上越市の春日山城に観光で行ったときに購入。NHK大河ドラマでGaktが謙信役で登場した際の思い出です。実は...Gaktの謙信,結構好きでした。

これは結構貴重かもしれません。キリンビールを飲んで,適当に応募したら当選したものです。当時のサッカー日本代表チームでしょうか。ほとんど着ていないTシャツです。

家族が,松井秀喜ベースボール・ミュージアムに行った際にお土産に買ってきてくれたものです。

最後はラ・フォル・ジュルネ金沢の第1回目の時のオリジナルTシャツ。イジー・ヴォトルバさんデザインによるもので,今となっては結構貴重だと思います。井上道義さんも着ていたのを見たことがあります。

私の場合,Tシャツを着て外出することは少なく,もっぱら自宅の中で着ています。今年の夏は,久しぶりに色々なイベントが復活しているようなので,「新たなTシャツ」も色々登場しているかもしれません。というわけで,私のようなものでも,なぜかたまってしまうのがTシャツの不思議さですね。

2023年7月16日日曜日

避暑で出かけたニトリでついつい浴室用イスと珪藻土マットを購入。これまでのものは...庭作業用グッズに転用することにしました。

 金沢でも「梅雨明け間近」の7月の3連休。避暑(?)を兼ねて,ニトリに出かけて来ました。ニトリに行くと,大体,編成小さめのクラシック音楽(室内楽か器楽曲)が流れていて,それを聴きながら(どれくらいの人が聴いているのでしょうか),商品を見て歩くのが好きだったりします。

見ているうちに欲しくなったのが浴室関連グッズです。というわけで,浴室用のイスと珪藻土バスマットを買ってしまいました。


イスの方は「かわきやすい」の宣伝文句に引かれました。これまでの椅子はどうしても水気が残り,カビや汚れが落ちにくい状態になっていたので,気分転換も兼ねて購入することにしました。

珪藻土マットの方は,もともと「非常に安いもの」を使っていました。水気をよく吸収するのですが,ベニヤ板の上に乗っている感じの居心地の悪さ(冬場はヒンヤリ感も)があり,「やわらかさらさら」に引かれてしまいました。

取りあえず,どちらも「良い感じ」でした。

そうなってくると今まで使っていたものをどうするか?考えてしまいます。

今まで使っていたもの。写真だときれいそうには見えますが...

廃棄することも考えたのですが,もったいないので「屋外で働いてもらったらどうか」ということになりました(別にイスとマットに再就職先の確認を取ったわけではありませんが)。風呂用のイスの方は,庭の除草作業用に最適かもしれません。マットの方も勝手口の方に置くことにしました。

置いてみると...やや場違い感がありますが...結構新鮮な感じ(現代アートっぽい気分?)です。


暑い中,イスとマットには申し訳ないけれども第2の人生を全うしてもらおうと思います。

2022年9月15日木曜日

アシェット・コレクションズ「恋愛小説の世界 名作ブックコレクション」,「週刊〇〇百科」的な商品にはついついひかれてしまいます。第1回「高慢と偏見」499円を買ってみたのですが...

8月末,アシェット・コレクションズ・ジャパンから「恋愛小説の世界 名作ブックコレクション」というシリーズがスタートしました。デ・アゴスティーニなどからも出ている,「週刊〇〇」的な分冊百科にはついつい注目してしまうのですが,本を箱に入れて雑誌として売るというのは,結構珍しいと思います(本の定期購読とどう違うのか....という気もしますが)。

その第1回配本,ジェイン・オースティンの「高慢と偏見」が499円という特価で発売されたので,ついつい買ってしまいました。この小説をこれまで読んだことがなかったからという理由もありますが,やはり,ハードカバーの魅力というのに惹かれてしまいました。





というわけで,「今後どうする?」ということになります。粗品もいろいろついて来るし...

取りあえず2週間に1回発売されるので,その間に読めるか試してから考えることにしました。その結果ですが...見事に読めなかったですね。平日の夜は疲れていて眠くなるし,土日も読書だけをしているわけにはいきません(他にも読むものもあるし)。それと私の場合,そもそも翻訳物が苦手というのもあります。今回の翻訳の文章はプレインな感じで分かりやすく,登場人物紹介のページも非常に充実していたのですが,どうも私の場合,登場人物が多いと,人間関係がすぐに分からなくなってしまいます。

ちなみに,光文社古典新訳文庫(某図書館から借りてみたのですが)の紙面と比較していました。アシェット版には,章ごとに(オリジナルにはない)小見出しのようなタイトルを付けて,分かりやすくしていることが分かりました。


その他,挿絵が入っているのも特徴です。

その上でですが,文章自体は光文社版の方がこなれた感じで読みやすいかなと感じました(私の個人の感想ですが)。紙質の方も光文社版の方が滑りが良く,それにつられて自然にするする読める...ような気がしました。

というわけで,定期購読は断念することにしました。第2回は「嵐が丘」ということで,心は動きましたが,価格が急上昇して約2000円に。各巻2週間のペースで読み終え続けることは難しそうだし,そもそもハードカバー全80冊を揃えた場合の置き場所の問題もあります。

今回の「高慢と偏見」も,いつの間にか光文社古典新訳文庫の方で読む形に置き換わってしまったので(せっかくなので読み進めようと思います),今後は,アシェット・コレクションズのラインナップを眺めつつ,(好みに応じて)同じタイトルを図書館で借りて読むというのもありかなと考えているところです。

改めて考えると,読み通すことよりは,インテリアとしてハードカバーの本を並べるという点にこのシリーズの主眼があるのかもしれないですね。電子書籍が少しずつ浸透する中,その反動の一種ともいえそうです。

PS.ラインナップの中に,「カラマーゾフの兄弟」が入っていました。

「これも恋愛小説?」という感じで,何でも入ってきそうです。長編小説には多少なりとも恋愛小説的な要素があるので,内容的には「世界の名作長編小説」といったところかもしれませんね。

2022年8月23日火曜日

この前の日曜日,オーバードホールで行われたOEK富山特別公演と合わせて「ミロ展:日本を夢みて」を富山県美術館で鑑賞(クマ割を活用)。ミロの作品は観ていると気分がすっきりしますね。お土産・グッズもあれこれ買い,夏の小旅行気分を味わってきました

8月21日の日曜日,オーケストラ・アンサンブル金沢(OEK)は富山市のオーバードホールで特別公演を行ったので,金沢から聞きに行ってきました。せっかくの機会なので,それとセットで,富山県美術館で行われていた「ミロ展:日本を夢みて」も観てきました。いつも思うのですが,単純な色合いの多い,ミロの作品を観ていると,どこか気分がすっきりします。それでは「夏の小旅行」の様子を写真を交えてご紹介しましょう(OEKの公演の方は別途レビューを執筆予定です)。

まずは金沢市の浅野川です。先日からの大雨ですっかり濁っていました。

兼六園下のバス停から,富山行の高速バスに乗りました。


この日も暑くなりました。この時は晴れていましたが,富山の方は曇り気味でした。

金沢→富山は北陸鉄道(金沢)のバス。

高速バスについては,既に回数券を持っていたので,今回使うことにしました。ただし...コロナ禍前に買ったものだったので,かなり値上がりしていました。当初は770円という安価だったのですが,追加で330円が必要。降車時に「追い銭」をしました。


バスで良い点は,窓の外の景色を撮影できることです。小矢部市付近では,どこかの大学の講堂のような建物が目を引きます。

富山市が近づいてきて,神通川を渡ったところです。河川敷に空港があるのは珍しいでしょうか?富山県ならではかもしれませんね。

今回は終点の富山駅まで乗りました。バスから降りると...電車だらけ。色々な車種の列車が擦れ違う光景もまた,富山ならではです。

せっかくなのでAMAZING TOYAMAのフレームの中に電車をおさめてみました(日野自動車と書いてあるので,一瞬バスのように見えてしまいますが)。

「おしチャリ」という見慣れない言葉を発見。金沢駅周辺も同様の案内が必要かも。

富山駅です。以前,オーバードホールに来た時は,駅の中を通り抜けできなかったのですが,すっかり奇麗になり,金沢駅同様,南⇔北の移動が便利になりました。

新幹線ホームの下にレトロな市内電車が走っているのは良いですね。

駅の中では何かのイベントをやっており,「ゆるキャラ」3名と記念撮影を行うコーナーがにぎわっていました。

先ほどの写真と区別がつきませんが...富山駅の北口です。

写真の奥に見えるのが,オーバードホールの入っている建物です。

アーバンプレイスという名前のビルです。とりあえずこのビルを通過し,富山県美術館まで徒歩で行くことにしました。

北口からの大きな道路は工事をしており,「一体どういけばよいのか?」という感じでしたが,環水公園の方に行けば何とかなるだろうと思い,そちらの方向にふらふらと歩いていきました。

ようやく「ミロ展」の看板が見えてきました。

街灯の下の「TAD(富山県美術館)」のロゴの入ったフラッグに沿って歩いていくと,美術館が見えてきました。

かなり交通量の多い道路を渡って美術館へ。この美術館で唯一問題点だと感じるのは,この道路かもしれません。本当は,公園の中に美術館ができると良かったのかも。

美術館に到着。駅から15分ぐらいでした。

まず,総合案内でチケットを購入。その際「クマ割」というのを活用してみました。この美術館の名物の「クマの展示」にちなんでのアイデアだと思いますが,クマのグッズを持参すれば,団体料金になるというものです。少々,恥ずかしい面はありましたが....「実は「クマのプーさん」の本を所持しております」と自己申告し,850円になりました。


まずは「ミロ展」へ。展示物の方は,部分的に撮影&SNS可となっていました。

この「パイプを吸う男」は富山県美術館の所蔵品ですね。今回のポスターのメインのビジュアルにも使われていました。

最初に飾ってあったのが,「アンリク・クリストフル・リカルの肖像」。これはニューヨーク近代美術館(MoMA)の所蔵品。背景に浮世絵が描かれており,「ジャポニスム」風の作品となっています。

ポスターにもなっている「パイプを吸う男」。意外に小さな作品でした。

こちらは「絵画(カタツムリ,女,花,星)」。マドリードの国立ソフィア王妃芸術センターの所蔵品。今回は世界各地から代表作が集められていました。

ミロの作品については,色合いや構図などがシンプルで,ストレートに「ミロのセンス」が使わってくるのが心地よく感じられます。線の動きが日本の書道と似た感じの作品も多く,絵全体からリズムや流れが伝わってくるのも楽しいですね(楽譜のような感じ)。

そもそもミロの名前が世界的に知られるようになったのは,日本が最初だったとのことです。特に富山県出身の詩人・美術評論家,瀧口修造の影響は大きく,展示の後半では,この2人の交流を示すような作品も展示されていました。

絵画だけでなく,次のような陶器も展示されていました。子供の落書きのような作品ですが,ユーモラスなセンスが漂っているのもミロの魅力の一つだと思います。

「ミロ展」を観た後は,常設展へ。こちらの写真は撮影しなかったのですが,ピカソの作品をはじめ,美術の教科書に出てくるような作品が並んでおり,来るたびにすごいなと思います。最後は...クマの常設展示です。
外にも3頭いました。


美術館の窓からは環水公園がとてもよく見えます。

こちらは,デザイン部門の常設展示。イスのコレクションも素晴らしいですね。

というわけで,OEKの演奏会に行く前に,美術作品を結構しっかりと観てしまいました。

最後の写真は「注意書き」です。補助犬は「同伴」で,それ以外の動物は「持ち込み」と言うのだと分かりました。なかなか表現するのも難しいですね。

その後,来た時とほぼ同じルートで美術館から戻りました。この水色の象(?)もTADのキャラクターです。

いつも撮影したくなるのが,マンホールのデザイン。富山といえば,やはり「山」ですね。

その後,オーバードホールでコンサートを鑑賞し,再度,富山駅へ。JRの駅と市内電車が交差しているのが良いですね。

電車の運転手になった気分で撮影できそうです。

帰りも高速バスを使いました。発車まで時間があったので(1時間に1本),せっかくなのでお土産物を買うことにしました。目立っていたのが,「八尾ブレンド」という日本酒。これだけ並んでいると1本欲しくなり...購入。

富山→金沢のバスは,富山地方鉄道のバスでした。

18:00発だったので,車窓からは夕焼けがよく見えました。

さて,お土産です。八尾(820と書かれています)の日本酒以外に,定番のお菓子とカマボコを購入。

こちらは美術館のグッズ。毎回のようにクリアフォルダーを買ってしまいます。タオルハンカチは家族へのプレゼントだったのですが...よくよく見ると,ミロの作品ではなく,ただの「スペイン風」のデザインだと判明。まあ...可愛らしい感じなので良いでしょうか。その他,ミロの絵がデザインされた,プラスチック製のブックマークを購入(この赤と青のデザインの絵は,個人的に思い出のある絵だったので)。

というわけで,お土産・グッズをあれこれ買いこむと,夏の小旅行気分も完結した気分になります。