本日から夏休みです。とは言うものの,県外にいる家族も帰省してこないので,特に変わったイベントは全くありません。それでも,ちょっと夏らしいことにチャレンジしてみようかと思い,本日の夕食前に「屋外でビールを飲みながら,村上春樹の本を読む」というのをやってみました(一度やってみたかっただけです)。
というわけで次のような感じになりました。
村上春樹さんの本を読んでいると,アルコールを飲みながら読書をする,というシチュエーションが結構出てくるので,トライしてみました。読んだ本は,「村上T:僕の愛したTシャツたち」の文庫本版。恐らく,過去の村上作品の中でもいちばん脱力して書いている本で,お酒を飲みながら読むにはぴったりの本でした本。村上さん所蔵のTシャツコレクションを写真入りで延々と紹介していくのですが,うまく分類して紹介しているので,アルコールでボーッとしていてもとても読みやすかったですね。
ただし...やはり暑かったですね。その後場所を木陰に移動してみたのですが...今度は虫が気になる感じ。
日が沈んでからの方が良かったかもしれませんが,そうなると本は読めないので,なかなか夏の屋外での読書は難しいものだと思いました。こうなってくると,日よけシェードを買うか...ということにもなりますが,そこまで利用頻度はなさそうですね。
ただし,外で飲むというのはやはり夏ならではです。日中ほど暑くはなく,酔いもよく回る(?)感じなので,日常からの脱却という感じにはなるかもしれませんね。
さて今回読んでみ「村上T」に刺激されて,我が家にあるTシャツも調べてみました。村上さん同様,「お土産」「粗品」的なものが結構ありました。せっかくなので,「マイT」を紹介してみましょう。
# こうやってみると黒系等が多いですね。それと...皺が目立ちます。見苦しくてすみません。
最初のものは,金沢工業大学主催の「世界を変えた書物」展で買ったもの。デカルトの決めゼリフ(?)「我思う故に我あり」です。一般的にはラテン語の「コギト・エルゴ・スム」で知られていますが,本物の「方法序説」にはフランス語で書いてあるので,このTシャツもフランス語になっています。