2022年10月16日日曜日

本日は「いしかわ文化の日」で県内の文化施設の多くは無料。金沢の三文豪スタンプラリーなど4館をめぐってきました。3年ぶりの「新竪珈琲大作戦」は大賑わい過ぎ。観るだけにしました

本日は「いしかわ文化の日」で県内の文化施設の多くは無料。絶好の行楽日和でしたので,9時30頃から4館を巡った後,最後は鈴木大拙館で締めました。それ以外にも「新竪珈琲大作戦」も3年ぶりに行っていたので眺めてきました。

最初は徳田秋聲記念館。

秋聲と同時代の作家,久米正雄との関係に注目した「久米正雄の出現」という企画展を行っていました。秋聲唯一の動画を撮影しているなど,「新しい物」好きの方だったようです。

2階の眺め良いスペース。イスがおいてありました。

記念館の上の雲ものどかな感じでした。

続いて泉鏡花記念館へ。こちらでは企画展「鏡花本:物語と書物の世界」を行っていました。


この展示のポスター自体とても綺麗です。このまま文庫本用カバーに使えそうです。


記念館の向かいにある久保市乙剣宮

その後,自転車で一気に金沢市街地を縦走。ただし15分かからないぐらい。晴れていれば,金沢市内の移動には自転車がいちばん効率的ですね。

香林坊の東急スクエアを通過

犀川大橋を通過

室生犀星記念館では,企画展「詩の双生児:君は土,彼は硝子」をやっていました。

こちらは既に鑑賞済みでしたので,スタンプラリーの記念グッズをゲットして一休みするのが主目的となりました。

ここで賞品の小型メモ帳をゲット

続いて犀川沿いを上流に走り,新竪町商店街へ。

3年ぶりに「新竪珈琲大作戦」が行われるということで,「1杯ぐらいコーヒーを飲んでいこうかな」と思ったのですが...もの凄い人で通り抜けるのも厳しい状況。自転車を押しながら通るのは不可能ということで,雰囲気を味わうだけにしておきました。昨日のサケマルシェも同様でしたが,皆さん楽しみにしていたのだなぁと感じました。






その代わりに,久しぶりに鈴木大拙館に行くことにしました。こちらもかなりお客さんが入っていました。紅葉には少し早かったのですが,背景の森が水面に映るのが美しかったですね。

なぜか犬が一匹。皆さんの注目を集めていました。
よく見えませんが真ん中に「犬」がいました。

大拙の「味のある言葉」のシート。

赤とんぼもいました。死んでいるのかなと思って触ってみると飛び上がったので,状況的に「ひなたぼっこ」をしていた感じでした。

というようなわけで,のどかな午前中でした。

本日通ったコース

PS. ゲットした小型メモ帳3冊です。
犀星記念館の「本」は,萩原朔太郎の「月に吠える」。犀星作品以外でしたが,かえって貴重かもしれませんね。