この時期恒例の金沢駅もてなしドーム地下での中古音盤市のハガキが届いていたので,本日の午前中に出かけてきました。
村上春樹さんの「クラシックLPレコード紹介本」の影響で,LPレコードにも少々関心はあったのですが,今回もCDのみ購入しました。
上の写真右は,アイザック・スターンとダニエル・バレンボイム指揮ニューヨーク・フィルによる,ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲。実はこの演奏,私が最初に聴いたこの曲の演奏(のはず)で,ジャケットの写真が非常に懐かしくなって購入。演奏の方は,どこかスターンの演奏が老け込んだ感じで,「本当にこの演奏だった?」という印象。何となく音のレベルも低いので,CD最初期の録音ということも関係しているかもしれません。第3楽章の最初にトラックが入っていない(インデックスで区切られています)というのも,現在では考えられないですね。
以下は聴いていないものです。若き日のエミール・ギレリスがアメリカでRCAに録音したシューベルトとリスト。ピエール・モントゥ指揮ロンドン交響楽団によるベルリオーズの「ロメオとジュリエット」全曲(ウェストミンスターへの録音)。これらは,セットで500円以下という廉価だったこともあり購入。村上さんは,結構,Living Stereoシリーズを選んでいたので,その影響もあったかもしれません。