2021年10月30日土曜日

好天だったので、午後から自転車で金沢建築館へ。企画展「金沢のチカラ」は金沢市民の方が楽しめそう。その後,21美でアペルト15冨安由真。夢に出てきそうな世界でした

本日の金沢はとても過しやすい気候でした。午前中に用事を済ませた後、午後からは自転車で市内をひと巡りすることにしました。まず、久しぶりに金沢建築館に行ってみることにしました。行くのは開館以来、2回目のことです。

犀川から見える景色も空気が澄んでいる感じで気持ちよかったですね。


本日は犀川左岸に自転車を留め、建築館まで登ることにしました。




現在行っている企画展「金沢のチカラ」は明日までということで、今回見ることにしました。金沢市街は、戦災にも大きな災害にも会っていないので江戸時代以降の街並みや建築が沢山残っています。「重層する建築文化」という展示のサブタイトルどおり、その重層性に注目したものでした。

一つの展示室の中に、市内の建物の模型や写真が多数並んでおり、建築面での金沢の見どころが見事に集約されていました。保存すべきかどうか意見が分かれた建築物もあったようですが(旧日本生命金沢支社などは残しておいた欲しかったですね)、この辺は「時代の潮流」とも関係があると思います。機能面からすると新しい建物の方が使いやすいのは当然なので、判断は難しいところです。

この展示の写真撮影は許可されていなかったのですが、入口にあった金沢市中心部のジオラマだけは撮影可。こうやってみると、金沢には緑地が多いと実感します。


その後、2階の常設展示の迎賓館赤坂離宮「游心亭」を忠実に再現したスペースへ。この場所に来ると、妙にすがすがしい気分になります。

窓の外に広がる「水庭」も実に良い感じでした。奥の木の紅葉が水面に静かに映っていました。

こちらは再現された茶室。

建築館を出た後は,金沢市街地方面へ。

犀川大橋付近から上流を眺めた写真。

空には色々な形の雲。白い羽といった感じですね。

金沢市内で一つ用事を済ませた後、最後に金沢21世紀美術館へ。本日から長期インスタレーションルームで「アペルト15冨安由真」が始まっていたので観てきました。


部屋に入ると、床には砂がぎっしり敷き詰められていました。部屋の奥に向かって傾斜地のようになっており、中央には壊れかけたような小屋が建っています。その中に「蒼ざめた馬」の絵が額入りで飾られています(タイトルも「蒼ざめた馬」)。作品全体(というか展示室全体)に漂う「何があったのか?」というちょっと不思議な感じに妙にひかれました。砂のジャリジャリした感じ、部屋の床に落ちている天井の一部,照明が時々揺らいだり...ちょっと違和感をくすぐるようなムードがあちこちに漂っていました。「作家ステートメント」の中には、「心霊や夢などを題材に体験型のインスタレーション作品を多く発表しています」といった言葉が書かれていましたが、なるほど夢に出てきそうかも、と思いました。

この長期インスタレーションルームで行っている「アペルト」シリーズですが、毎回、ガラッと雰囲気が変わっており、面白いなぁと感じます。

さて、明日10月31日は金沢マラソン。出発地点ではあれこれ準備が進んでいました。21美から出た後だと、何もかもアートっぽく見えてしまいました。特に...多数の仮設トイレは現代アートにありそう?


街中には「KM」のロゴマークの入った黄色い袋を持った人を多数見かけました。明日も晴れると良いですね。