2021年4月11日日曜日

本日の金沢も快晴。もしかしたら桜が咲いているかもと卯辰山「400年の森」に行ってみましたが...ほとんど咲いていませんでした。望湖台からは金沢市街がよく見えました。ノスタルジックな気分にさせてくれる場所ですね。

 本日の金沢も快晴だったので,久しぶりに車で卯辰山に行ってみました。もしかしたら,まだ花見ができるかな...と思ったのですが,ほぼ散っている感じでした。ただし,眺めは最高でした。そして,どこかノスタルジックな気分にさせてくれました。

卯辰山へは,鈴見台の方から登りました。下の写真のとおり金沢市街~小立野台地方面がよく見えました。


「400年の森」に行ってみようと,車を駐車場に留めました。結果的に駐車場の桜がいちばん奇麗でした。
もう少し下まで(400年の森は少し下った場所にあるのです)車で行ってみようと思ったのですが...次のような看板が出ていたので歩いてみることにしました。
しかし,近くの駐車場にも車は全く留まっておらず,「今時,花見?」という感じで,歩いている人もほとんどいませんでした。が,天気がよかったので,山歩きにはちょうど良い感じでした。

ところどころ,「崖,キケン」の案内。かなり最近,土砂崩れがあったようでした。

5分ほど歩いて,「400年の森」に到着。次のとおり,桜は散りかけでした。
しだれ桜もありました。

「コロナ禍」中の花見としては,ちょうどよかったかもしれません。
帰りも同じ道を戻りました。木を切り倒した跡がいくつかありました。
土砂崩れの後のような場所も沢山ありました。

その後,車で移動し,望湖台(展望台)へ。日本海までよく見えました。家族連れもちらほらいました。
反対方向は,白山まで続く山並みが見えました。

望湖台の隣には,徳田秋聲の碑がありました。「書を読まざることに三日、・・・」で始まっていましたが,判読できず。
「碑」の背後の「塀」もセットになっています。
こちらは室生犀星の自筆で秋聲の年譜などが書かれています。

最後は望湖台下の桜。屋台の方は既に閉まっていました。
卯辰山に来ると,「気分はどこか昭和」といったノスタルジックな感じになります。「子供の頃には,この辺に動物園や水族館があったなぁ」とか「学生の頃は友人と来て,同じような景色を眺めていたなぁ」とか,「祖母が亡くなる前に卯辰山の桜を一緒に観た」と母が語っていたなぁ...とか各時代に思い出があります。そして「若い夫婦+小さな子供」の家族連れを見かけると,いつの時代も変わらないなぁと思います。

行き帰りの車の中では,NHKーFM「名演奏ライブラリー」を放送中。アレクサンダー・ブライロフスキーのピアノでショパンのマズルカが流れていたのですが,こちらもノスタルジックな気分にぴったりでした。