多かれ少なかれ誰でもそうだと思うのですが,雑誌の付録についてくるグッズであるとか,本体を買うと付いてくる粗品のようなものに,ついつい引かれてしまいます。作り手側からすると「狙い通り」「思うツボ」なのですが,どうも「この機会しかない」と思うとついついそれを目当てに買ってしまいます。もう一つポイントとなるのが「工夫」です。こういう粗品には微妙に工夫をしているものがあります。そのひと工夫に弱いのです。
そういうグッズ関係は,ついつい紹介したくなるのも心情ですので,コロナ禍後に集まったものをいくつか紹介しましょう。
まずは,金沢のミニシアター映画館「シネモンド」のトートバッグと手ぬぐいです。これは商品目当てというよりは,コロナ禍に際してのクラウドファンディングの返礼品です。コロナ禍後,映画館には一度も行っていないのですが,今度これを持参してシネモンドに行ってみたいと思います。
続いては,雑誌「サライ」の付録の帆布肩掛けバッグです。こういう感じのサコッシュなどは他にも持っていたのですが,縦長の形状だと,文庫本などを入れると収まりが良いかなと思い,しばらく買おうかどうか迷っていました。最終的に「読書三昧」という特集記事も面白そうだったので,購入することにしました。まだ,他に使っている人は見かけませんが,使い勝手は良いですね。
次は岩波少年文庫のキャンペーン商品を買うと付いてくる「魔法のしおり」です。プラスチック製のしおりの真ん中が透明になっており,読んでいる行だけ薄い緑色にハイライトされるような感じになります。Webの記事で見て,「何となく目に良さそう」と思い,段々と欲しくなってきました。一工夫に弱いですねぇ。
ただし,このキャンペーンを行っている書店が少なく,どこに行ってもキャンペーンを行っていません。そうなってくると,ますます欲しくなり,Webで調べた上で,郊外の大型書店でようやくゲットしました。
1冊買わないといけなかったので,どうしようか迷ったのですが,一度読んでみたかった「ナルニア国物語」の「1」の「ライオンと魔女」を購入。まだ使っていないのですが,文庫本を読むにはやや縦が長すぎるかもしれません。実は小説をじっくり読むのが苦手なのですが,本当に集中して読めるか,とりあえず「ナルニア国」で実験をしてみたいと思います。
ちなみにいっしょにキャンペーン用のチラシをもらいました。このMAPの雰囲気もナルニア国的な感じかもしれません。
最後に本日購入したのが,紀伊国屋書店のマイバッグ。バッグなら,シネモンドのがあるだろう,と言われそうですが,非常にコストパフォーマンスが良い気がしてしまい...ついつい購入。7月以降,買った商品を包装する紙袋などが有料化されたのに伴い出てきた袋です。金額は110円。布製なのに110円というのは立派。生地が薄いので肩掛けバッグに入れるのに丁度良いかも,などと考え,ついつい買ってしまいました。下の写真のとおり,A4サイズの雑誌も入り,トートバッグのように肩掛けもできるので,使い勝手はよさそうです。もう少し厚い生地でできたトートバッグも1000円で売っており,そちらも魅力的でしたが,さすがにバッグばかり不要,こちらはやめておきました。
というわけで,ちょっと珍しそうなものがあるとついつい欲しくなってしまうのですが,あちこち出かけられない「かわり」ということで,自分に甘くなっているところです。