お目当てはNHKニュースウォッチ9の気象情報担当の斉田季実治さんの講演でした(以前は「天気予報」と言っていましたが,いつの頃からかコーナー名は「気象情報」になりましたね)。ここ数年,このイベントには,全国ニュースに登場する気象予報士の皆さんが登場しているのですが,斉田さんについては,「家族がファン」ということで,是非,ご本人を生で見たいと思い聞いてきました。
こんな感じで開始。写真は小さめにしてみましたが, 問題がありましたらお知らせください。 |
温暖化の原因は,言うまでもなく,二酸化炭素などの温室効果ガスの増加です。この温室効果ガスですが,大気に全く無かった場合は地球の気温はマイナス19℃に下がってしまうということで,全く無くなっても困るのですが,現時点で既に人間が排出する二酸化炭素は,地球が吸収できる能力を超えており,年間43億トンも残ってしまっているとのことでした。
今回は「夏休みの親子連れ」をターゲットとしたお話だったと思いますが,きっちり数値データを基にお話をされていたのは,さすが気象予報士だと思いました。
「汗をかくこと」の効果については,「湿らせずにあおいだ」場合と,「湿らせてあおいだ場合」とで,体感温度がかなり違うことを,会場のお客さんに実演してもらっていました。撮影した映像の温度が分かる(どうやって計っているのか謎)アプリを使ってモニターに表示していたので,一目瞭然でした。
こんな感じで手の温度をモニターに表示 |
最後に熱中症対策について確認。毎年,熱中症で500人ぐらい亡くなられており,「決して侮ってはいけない」とのことです。対策については,既に色々なところでお知らせされていると思いますが,斉田さん自身が熱中症になった時の体験談がいちばん参考になりました。
お子さんの熱中症を気遣っているうちにご自身の体調管理が疎かになってしまい,体温が39度になってしまったそうです。その時は,冷水1リットルに塩3g,砂糖40g(だったと思います)を入れたものを,随時補給し(砂糖を入れる方が吸収が速いのだそうです),太い血管が露出しているような箇所に保冷剤を当てたそうです。我が家でも,今年「熱中症気味」になった家族が居たのですが,こういうことを知っておくと,とっさの時には役立ちそうです。
講演後「もしかしたらチャンスがあるかも」と思い,自宅から持参していた斉田さんの著書にサインをいただきました。その他,お子さんと記念撮影をしたり,なかなか人気でした。
その後は,ココリコ田中直樹さんの「生きもの」をテーマにしたトークショーがあったのですが,ここで退出。フェアの出店ブースを一回りしてきました。
コーヒー店の奥がイベントステージ。 よーく見るとココリコ田中さんがしゃべっています。 |
まずは食事。
サラバンキャライのホットコーヒーを飲んでみたのですが,深い味が後に残るおいしさでした。
その後,次のようなものをゲットしてきました。
なぜか室蘭の人たちがブースを出していました。 |
小型のメモ帳です |
紙のリサイクルのマニュアルも書いてあり(実はよく分かっていなかった面もあります),参考になりました。ちなみに我が家では,現在は,某パテシエの店のおみやげの紙袋が雑紙回収袋になっています(すでにこのイベントでもらってきたチラシ類が回収されておりますが...)。