2016年10月16日日曜日

いしかわ文化の日で市内文化施設無料 Pt.3 石川県立美術館では「近代美術の至宝」を鑑賞。の方も見ごたえがありました。最後に記念グッズを入手。最後に石川県立伝統産業工芸館へ。

好天に恵まれ,観光客が溢れる石川門の前を通り,

兼六園の横を通り,石川県立美術館へ。

企画展「近代美術の至宝」は,オープニングの日に一度ざっと観ているのですが,もう一度じっくり観てみることにしました。展示室内で学芸員さんによる解説も行っていたので,前半の工芸関係については特にじっくりと楽しむことができました。

今回の出典された作品は,「教科書に載るような名品」ばかり。1点ずつに存在感と魅力があり,見ごたえがありました。


それ以外に「優品選」なども観たのですが,こちらの方の「守・破・離」をテーマに各作者の各年代の作品を3点選んでいたのが面白かったですね。「守」が師から型を学ぶ時代,「破」が型を破り自己の道を歩み出す時代,「離」が何にも拘らない融通無碍の段階,ということです。


日本画の場合,「守」の段階がモダニズムで,「離」の段階で,穏やかな風景画になっていたりするのがとても面白いと思いました。この3段階は,美術以外の芸術にも敷衍できそうな,「アーティストの成長過程」だと思いました。

ここで「文化施設」のスタンプラリーのポイントもたまったので,記念品をもらいました。もっと溜めることもできたのですが,5点の記念品の方に興味があったので,ここでもらいました。

次のようなカード入れです。一見カッコ良さそうに見えましたが...ちょっと盛り込み過ぎでしょうか?ちなみに(文)というのが今回のイベントのロゴのようです。





最後は石川県立伝統産業工芸館へ。「酒×ひと×食×まち展」と水引の展示を行っていました。地酒の展示の方は,試飲したいところでしたが...そういうわけにはいかないですね。






最後に今回のスタンプラリーの成果物とチラシ類を記念撮影。快晴の晴天だからこそ楽しめた,スタンプラリーでした。