2016年9月9日金曜日

夕方から石川ひやおろし10周年記念試飲会@片町きらら広場へ。25銘柄の利き酒もできたのですが...5銘柄でやめておきました。

本日は,一仕事が終わった金曜日。18:00過ぎに片町きらら広場でやっていた,石川ひやおろし10周年記念試飲会に行ってきました(先日,石川県立音楽堂での「ふるまい酒」を飲みそこなったことも執念深く覚えていたこともあります。)。

「冷おろし」というのは,「冬の厳寒期に醸造した清酒を貯蔵桶でひと夏越して超熱させ,秋口に入ってほどよい熟成状態となったところで,生詰して出荷するお酒」(チラシの記述より)とのことです。...と言われてもよく分からないのですが,少し秋めいてきた時に,夏とは違ったお酒を楽しみたいという気分にぴったりの商品ということになるでしょうか。個人的には,ボージョレヌーボーよりは楽しみにしています。

今回は地元石川県産の冷おろしを無料で試飲できるということで,フラフラと出かけてきました。ほんの一口ずつでしたが,菊姫,十代目,竹葉,宗玄,千枚田の順に飲んでみました。
いちばん美味しいと感じたのは,最初に飲んだ菊姫でした。恐らく,銘柄が何であったとしても,最初に飲んだものがいちばん美味しかったような気がします。いわゆる,経済学の「限界効用逓減の法則(財1単位の増加から得られる効用すなわち限界効用は,その財の保有量 (消費量) が増加するに伴って低下していくという法則)」が,日本酒の利き酒にも言えるのかもしれません(そうならないように,プロの利き酒だと,飲まないのかもしれないですね)。

とはいえ,やはり菊姫は美味しかったですね。すっと広がる気持ちの良い香りと旨味とが絶妙のハーモニーを作っており,キュッと飲んでしまいました(がんばって,食レポをしてみましたが...もっと巧い表現はないものでしょうか)。

ちなみに各銘柄の特徴は次のとおりです。
http://www.ishikawa-sake.jp/images/8-86.pdf
言葉で読んでもよく分からないですが...。

最後に飲んだ「千枚田」は,その辺をウロウロしていた「石川の酒美人」さんから頂きました。これもまた別の味わいがありました。
その後,片町きららの中のロフトで文房具などを眺めた後,再度,戻ってみると,集まっている人々の顔が皆ほんのりと紅くなっているのが妙に面白かったですね。石川の酒美人さんもほんのりと紅い顔になっていました。
その後,せっかくなので近所の酒屋で,冷おろしを1本買って帰宅。
菊姫はやや高目だったので,今回は能登のお酒の竹葉の冷おろしにしました。これは,明日の夕方にでものんでみたいと思います。

主催者の石川県酒造連合組合のWebサイトは次のとおりです。
http://www.ishikawa-sake.jp/