家族が「かきを食べたい」とつぶやいたのをきっかけに,1週間前に思い立ち,本日は能登半島の穴水町で行っている「かきまつり」に行って来ました。
それにしても今日は良い天気でした。家族+親戚の大人5人で車で出かけてきたのですが,ドライブの方も順調でした。
金沢から,のと里山海道で能登へ。実は,この道路が無料化されてこの道路を走るのは初めてでした。本日は,ずっと助手席に座っていたので,窓外の景色の写真を色々撮影しました。まず,それを紹介しましょう
どこからが,「のと里山海道」なのかよく分かりませんでしたが,きっとこの辺りからだったのでしょう。
海はこんな感じでした。
千里浜付近です。
木の幹が風のせいで傾いているのが面白いですね。
このままだと早く着きすぎるので,西山PAで休憩。
ついつい買い物。能登とは関係ないビーバーを買って,帰りの車の中ででも...と思ったのですが,杞憂でした(満腹でそれどころではありませんでした)。
県内ではつい最近,積雪があったので,道路の周辺には雪がかなり残っていました。金沢よりも多いですね。
七尾方面との分岐点
のと里山海道の終点付近には,NHK「まれ」のテーマ曲が流れる部分がありました。スピードを変化させると音程も変わるのが面白かったですね。70キロ走行に最適化されていたようです。
いよいよ穴水町へ。1回休みを入れても,1時間30分ほどで到着しました。やはりあの「関所のような料金所」が,ネックだったことを再認識。
ただし,穴水ICから通常の道路に掛けては混んでいました。
のと里山海道の終点です。
1月30~31日にかけては,雪中ジャンボ「かきまつり2016」ということで,穴水港付近の広場でイベントをやっていたのですが,我が家の場合,お年寄りがいるので,市内の料理店で「かきフルコース」を食べることにしました。
イベントのポスターです。
とりあえず店の場所を確認後,1時間以上時間があったので,「ジャンポかきまつり」の様子も見てくることにしました。というわけで,穴水港へ。
本日は快晴ということで,結構,猫がリラックスしていました。村上春樹の「1Q84」の中に千葉県の千倉のことを「猫の街」として描いていましたが,穴水もちょっとそんな雰囲気かもしれません。
穴水港付近の景色です。
あすなろ広場の「かきまつり」会場に到着
テントの中に入ると...既に大勢の人がいました。
総延長400メートルのジャンボ炭火コーナー。殻付きの生がきを買って,自分で焼くという感じでした。
かき鍋もありました。
穴水といえば,大相撲の遠藤関の出身地。遠藤の所属する追手風部屋も参加していました。
お隣には,「遠藤関パネル」。顔が出せるようになっており,「お姫様だっこ」してもらえるようになっていました。
まいもんまつりは,年中やっているようですね。
ゆるキャラもいました。しいたけ?
イベントのゲートです。
そろそろ予定の時間が近づいてきたので,穴水の市街地の方へ。途中,パーシバル・ローエルの碑がありました。冥王星の存在を予想した天文学者ですね。
路上観察の基本(?)のマンホールのデザイン観察。やはり,穴水といえば,ボラ待ちやぐらです。
市街地の方にも,まつりののぼりが出ていましした。
さて,予約してあった店(旅館でした)にはいってみると...次のような形で準備されていました。野外の炭火焼きと同様に楽しむことができました。利き手以外に軍手をはめ,利き手にはトングを持って,殻付きのかきを網の上に乗せて焼いていきます。
焼き方には色々作法があり,店の人が説明してくれました。それ以外にも説明書きが置いてありました。
殻の表面がカラカラになった後,ナイフで開いて食べます。自然な塩味が最高でした。
殻の丸くなっている方を下にして焼きます。殻が開いても「安心しないでください」ということで,結構じっくりと焼きながら食べました。
そのうちにかきフライも出てきました。結構熱くなってきたので,ビールも必需品ですね。
最終的にごはん,汁物も出て来ました。かき尽くしで満腹しました。
さすがにお年寄りにはボリュームが多過ぎでしたが,順調に消費していきました。右側が空いた殻入れです。
この網の上で焼いている感じが,かきまつりならではです。
と
というわけで,殻付きかきの方は完食。さすがに,かきフライとご飯の一部は,折詰で持ち帰りました。食べ終わった後は,ちょっと日焼けをしたような感じで,ちょっと肌がヒリヒリしています。「格闘した」という心地よい疲労感が残りました。
こんな感じの和室で食べました。ほぼ満席でした。
食事の後は,穴水駅方面へ。駅の隣には道の駅のような土産物店がありました。下の写真の青いバスは,あすなろ広場に向かうシャトルバスです。
こちらは穴水駅です。のと鉄道の終着駅です。
道の駅にも遠藤のパネル。
遠藤に限らず,大相撲関係の土産物が目立ちました。ピンクは遠藤のトレードマークですね。
穴水駅にも遠藤関のパネル。こちらは「お姫様だっこ」用。
穴水駅のホームが見えたので撮影。
その後,車で金沢へ。再度,西山PAへ。
上り線の方は,観光帰りの人を狙ってか,海産物まで売っていました。なんと殻付きかきも売っていました。
というようなわけで,天候にもめぐまれ,能登のかきを堪能してきました。かき以外にも色々とイベントをやっているようなので(2時間程度でもっと,奥まで行けることもわかったので),是非また能登には着てきたいと思いました。
最後におみやげ。竹内のみそ饅頭は定番。それ以外に穴水町の「能登城山餅」を購入。大変柔らかく,おいしい餅でした。