2015年10月10日土曜日

お多福で昼食。子どもの頃に過ごした場所に行った後,車の中で「木綿のハンカチーフ」「君は天然色」を聞いて,懐かしさに浸ってました。

本日は,用事のあった家族の送り迎えをするため,午後は郊外を車でウロウロしていました。その前に昼食を取るために入ったのが「お多福」です。金沢市内に沢山ある飲食店ですが,最近はあまり行っていませんでした。


食べたのは,天ぷらソバ。次のような感じの,家庭の味といった雰囲気の盛り付けです。

やはり,赤巻かまぼこですね(ただし,調べてみると富山が本家のようです)。

ソバの麺は柔らかく,出汁も甘いのですが,この優しい感じが,個人的には懐かしいですね。

その後,時間があったので,自分が小学生の頃に住んでいた場所に行ってみました。懐かしかったですねぇ。子どもの頃は,広いと思っていた道路が妙に狭く感じました。車に乗っていなかったこともあると思いますが,やはり子供の頃は,狭い世界で暮らしていたんだなぁと実感しました。

ラジオでNHK-FMを付けてみると,これまた懐かしい太田裕美の「木綿のハンカチーフ」が流れてきました。この曲は,イントロから良いですね。イントロはストリングスで始まり,ギターの音が続き,その後,太田裕美のちょっと舌足らずの甘い声で「恋人よボクは旅立つ~」と歌詞が始まります。このイントロのギターは,一瞬転調するのですが,その部分が私にとっての「懐かしさのスイッチ」です。

続いて,これまた懐かしい大滝詠一の「君は天然色」(もしかしたら,松本隆特集?)。こちらは1980年代の曲ですが,やはりイントロから懐かしい気分になります。この曲では,間奏でのちょっとベンチャーズ辺りを彷彿させるギターの重奏(?)が「懐かしさのスイッチ」です。

というわけで,思わぬ形で懐かしさに浸ることのできた午後でした。