2015年10月3日土曜日

クラフトビア金沢を通り過ぎ,21美へ。夜は金沢城公園で,幻想的ひゃくまんさんと能登のキリコの演舞を堪能。兼六園ライトアップで過去にトリップ

本日の金沢は快晴。気温も丁度よく,絶好の行楽日和でした。
金沢駅方面で用件を済ませた後は,自転車で金沢市中心部へ。

しいのき迎賓館裏では,クラフトビールのイベントをやっていました。
http://craftbeer-kanazawa.info/


青空の下,芝生の上で各地の地ビールを飲む,というのはとても楽しげでしたが,3000円の食券を買う必要があり,断念しました(それと,飲酒運転ですね)。たまたま通りかかって参加...というよりは,友人や家族と一緒に計画的に参加するイベントですね。


その代わりに金沢21世紀美術館へ。新しく始まった展覧会「誰が世界を翻訳するのか」をもう一度見てみたのですが,改めて見ると,エル・アナツイの巨大な壁画のような作品がすごいと思いました。普通の観光地で記念撮影をしている外国人がいましたが,それも納得という感じでした。

その後,タレルの部屋へ。いつもにも増してお客さんが大勢いました。人が大勢いても,不思議と落ち着く空間ですね。


夕食後はおとなしく家にいるつもりだったのですが,たまたま見かけたチラシに「金沢城公園周辺では夜もイベント開催。ひゃくまんさんバルーンが幻想的に浮かぎあがる。能登キリコ演舞」と書いてあるのを見かけ,「幻想的なひゃくまんさんを見たい」と思い,再度,自転車で出かけてきました(基本的に,金沢市はコンパクトなのでこういうことが可能なのです)。


まず,幻想的ひゃくまんさん。もっと高く上がっているのかと思ったのですが,結構低いところに漂っていました。ゆるキャラならば,文字通り「浮いて」しまいそうですが,ひゃくまんさんは,そもそも「立派げ」なので,金沢城の前に漂っていたも,負けないですね。



キリコ祭りの中では,キリコを360度,グルグルと回転させていた穴水町のものが特に素晴らしかったですね。実は,ここまでエネルギッシュなものを期待していなかったので,いきなり回り出して「おおっ」となりました。こういう感じのシーンは連続ドラマ「まれ」の中にも出て来た気がします。




金沢城の五十間長屋を背景にキリコを運ぶ様子を見て,「ディズニーランドのエレクトリック・パレードの原点はこれかも」と一人で大発見した気分になりました。

音楽としては,低音の太鼓の上に,歌や笛が絡むだけなのですが,祭りの中で見ると不思議と飽きず,次第に引き込ました。結局,能登の3地区から来ていた,キリコの演舞を全部見てしまいました。

その後,無料開放していた兼六園のライトアップへ。実は,今はあまり見所のない季節かもしれませんが,久しぶりに園内を一周してみて,改めて立派な公園だと感じました。

考えてみると,都市の真ん中に,こんなに変化に富んだ「人工的な自然」が残っているのがすごいと感じました。最近,金沢市に大勢の観光客が集まっているのも,結局は,戦災に遭わなかったため,江戸時代からの狭い道路がそのまま残っていることの恩恵といえるのではないかとおもいます。いきなり話は,飛躍するのですが...金沢の街並みは平和の象徴ともいえる気がします。


そんなことを考えたり,「自分が若かった頃,この場所を○○さんと歩いたなぁ」とか「その頃,夏目漱石の「それから」を読んでいたなぁ(松田優作主演の映画を観た後だったかも)」とか芋づる式にあれこれ記憶が蘇って来ました。

あまり,長居するととんでもないことになりそうなので,適当に切り上げて,気持ちの良い夜風に吹かれつつ帰宅しました。