2015年4月18日土曜日

石川県立歴史博物館リニューアルオープン 映像による展示が充実していました

北陸新幹線の開業には間に合いませんでしたが,昨日4月17日に石川県立歴史博物館がリニューアルオープンしたので,どんな感じになったのか見てきました。本日も気持ち良く晴れたので,自転車で出かけてきました。

外観はこれまでどおりです。

リニューアル記念に「いしかわ赤レンガミュージアム」というのを愛称とすることにしたようです。

入場券の発券場所が変更になり,第2棟から入る形になっていました。この部分は「いしかわウェルカムラウンジ」となっており,入場無料でした。現在の金沢市のジオラマなどがありました。


ちょっと特別な券を持っていたので,記念品としてクリアファイルをもらいました。強く「レンガ」をアピールしていますね。

プリクラのような感じで顔を出して撮影できるコーナーもありましたが...タイミングを間違ったので,うまく顔を出すことができませんでした。

この辺りは,県内の小学校の社会見学コースにも使えそうです。

歴博のリニューアル工事自体も「展示」となっており,柱の下が透明になっているところがありました。

第3棟は加賀本多博物館になっていました。今回は行きませんでした。

第1棟が歴博のメインの展示室です。1階が常設展,2階が企画展示,特別展示室になっています。常設展示の方はこれまでのような実物大セットのようなコーナーが一掃され,美しい映像,精密な模型と現物を組み合わせて展示する形になっていました。

時代ごとの展示になっていましたが,どちらかというと明治時代以降の展示が面白いと思いました。特に兼六園の模型+美しい映像とか石川県の祭の映像などが面白い思いました。祭りの映像は,3面がスクリーンになっている部屋での迫力の映像でじっくりと観てしまいました。

「戦後」の展示では,サザエさんに出てきそうな「茶の間」のセットがありました。

特別展は「江戸と金沢」。せっかくなのでこちらも見てきました。北国街道を歩いて参勤交代をしていた時代の地図や絵図などを中心とした展示でした。

レンガ棟の間にも見所があります。辰巳用水の石管は以前からある展示ですね。

ガラス窓に仕切られた温室のような休憩コーナーが新設されていました。店員さんがいそうな雰囲気の場所でしたが自販機のみでした。

少し遠くから見た眺めも良いですね。

その後,広坂を降りて香林坊方面へ。石浦神社の前にあったちょっと謎の看板。

広坂通りの辰巳用水。実は,金沢市内の用水めぐりというのは結構マニアックな楽しみだと思っていますが,あまり観光コースにはなっていないようですね。ブラタモリあたりで取り上げて欲しいものです。

その後,自転車で数か所廻った後,白鳥路へ。白鳥の像の隣の桜はまだ綺麗に咲いていました。

これで桜も完全に見納めかもしれません。