2014年2月4日火曜日

節分の豆まき,今年は”普通の豆”と落花生の混成。恵方巻に加えなぜかロールケーキも食べました。

節分と言えば「豆まき」。ただし我が家では子どもが大きくなったこともあり,誰が鬼になるということもなく,大きな盛り上がりもパフォーマンスもなく,何となく豆類を食べて終わりました。

とりあえずこんな感じです。殻付きの落花生の方が実際に撒く分には衛生的ですね。

この豆まきに登場する「鬼」については,「角の生えた鬼」のイメージがあるのですが,「福」というのは何だろう,とふと思ってしまいました。「鬼」を「外」に追い出せば,自然に「内」が「福」の状態になるのでしょうか?「外」にある「福」を新たに取り込む必要があるのでしょうか?

我が家の母は,「「鬼を外に出した後,福が外に出ないように戸をしめないといけない」とテレビで言っとった」とテレビを信じ切っています。この説だと,「鬼」は家にとりついていた悪魔のようなもので,それを追い出した「普通の状態」が「福」なのかもしれませんね。

その他,ウィルスが「鬼」で,白血球や免疫のようなものが「福」なのかも,とか時節柄,色々変わった解釈もしてみたくなります。

「節分にやること」も段々と変化して来ているようで,商売の世界としては「正月とバレンタインの間に行う新たな行事」に変わって来ているようです。

というわけで,近年の定番の恵方巻も出てきました(「太巻」といえば,古田新太さんを思い出しますが...今ならCMに登場すれば面白かったかもしれませんね)。

切れ目のない太巻を丸かじりする...というのが正しいらしいのですが,私が家に帰ってみると,上の写真のとおり「誰かがかじった残り」のような状態になっていました。実際,「これぐらい」が適量だと思います。

その他,太巻の「巻」の部分だけが共通する,ロールケーキも「売っていたので買ってきた」とのことです。下の写真のように,こちらには切れ目が入っていました。

スーパーで買ってきた「太巻風ケーキ」ですが,これは妙に美味しかったですね。そのうち本来の意味から離れて,「ロールケーキを食べる日」ということになるという可能性も無きにしもあらずです。

本来の意味と言えば,「節分」というのは季節を分ける日ということです。明日の立春から「春」ということですが,今年の場合は,週末が妙に暖かく,明日からは再度冬に戻るようです。「逆戻り節分」ということでもう一度「節分」がないと「春」にはならないようですね。