2013年6月7日金曜日

東京出張のついでに歌舞伎座に行った後(ただし歌舞伎は見ず),銀座・有楽町の文房具店めぐり

現在,仕事の関係で東京に来ています。今回はかなり重い仕事なのですが,宿泊するとどうしても空き時間ができるので毎回東京に出張するたびに「どこか」に出かけてしまいます。

いつもはコンサートに行っていたのですが,今回は銀座・有楽町方面に行くことにしました。まず,何より新装オープンした歌舞伎座を見てみたかったからです(先週土曜日の嵐の出てくる番組で歌舞伎座特集をやっていたのに影響されております)。歌舞伎の1幕席に行ってみたい気もしたのですが,そこまで元気がなかったので,歌舞伎座の後ろに出来た,ビルに上るだけで済ませました。

歌舞伎座前です。歌舞伎座は歩道を歩いていると「いきなり」現れるのでびっくしりますね。以前の歌舞伎座の記憶はないのですが,外から見る限りでは変化がないように思えます。

ただし背後にはこういう感じで高層ビルが立っていました。意外に圧迫感がないのは考えて設計されているからでしょうか。続いて,嵐の番組でやっていたとおり,5階まで登ってみました。
土産物店です。歌舞伎役者の生写真があるのが歌舞伎座らしいところです。ただし,商品はイマイチだった気がします。やはり歌舞伎座の客席の方に入った方がグッズや食べ物なども面白いものがあったのかもしれません。それでもお土産は買ってしまいましたが....
この「歌舞伎の3原色」の色合い(定式幕の色)を見るだけでうれしくなりますね。ついつい漆の紙でできたブックカバーも買ってしまいました。

その後,5階の庭園と石川五右衛門が出てきそうな屋根の見学コースへ。嵐の番組に出てきた場所ですが,ここもイマイチだったですね。ただし,写真のとおり結構人が大勢いました。

さて,その後は銀座商店街をあちこち歩き回りました。自分自身,つくづく”観察”が好きだなぁと思います。商店街の看板を見るだけでうれしくなって,次から次へと撮影してしまいます。こういうのが典型的な”お上りさん”というのだと思いますが,個人的には全く気にせず(こういうのを”旅の恥はかき捨て”というのでしょうか),商店街を歩き回ってきました。

まずは和光の時計塔。5時ちょうどを指しています。次の説明にあるとおり,ウェストミンスター式のチャイムが鳴り渡っていました。http://www.wako.co.jp/clock_tower/

ヤマハ楽器です。今回は入りませんでした。

資生堂。もちろん入っていません。資生堂パーラーが向かいにありましたが,こちらも入っていません。
今回の目当ての店の月光荘です。非常に分かりにくい場所にありました。

画材屋さんですが,文房具関係の本にもよく名前が出ているので,今回行ってみました。非常に狭い店で,私には珍しく,店員さんと会話をしてしまいました。普通の店の店員さんの接客とは違い,素人っぽい感じなのですが,何というか「商品に対する愛(?)」のようなものが溢れており(,そういうのに私は弱いですね。),ついついあれこれ買ってしまいました。


すべてこの店のオリジナルグッズで,8Bの鉛筆(色々な濃さが自在に出せるんですよ)と皮でできたキャップ(使い込むと色に味が出てきますよ)とハガキサイズのスケッチブック(いろいろ厚さがあります)と手の形のキャップ(ネクタイピンにしている人を見たことがあります)を買ってしまいまいした。他にオリジナルのバッグも良さそうだったのですが,キリがないので,今回はこれでやめておきました。



どう見ても「やらと」ですね。店の前を右から左に通り過ぎただけです。左から右に通り過ぎれば「とらや」と読めるのかもしれません。

ライオンビアホールです。以前,金沢の柿木畠にもありましたね。この店はかなり以前に一度入ったことがあります。

鳩居堂です。この店には入ってみました。外国人が大勢入っていました。外国人向けの旅行ガイドなどにはしっかり書いてあるのだと思います。欲しいものはありましたが,何も買わずに出てました。

これは特に意味はないのですが...スケベニンゲンという大胆な名前の店の前を通ったので撮影しました。オランダの都市の名前のはずですが,パスタの店のようでした。


これは歌舞伎座に行く途中で見かけた店です。昭和の臭い,というか昭和の音のする店で,「岸壁の母」みたいな曲をずっと掛けていました。


有名な文房具店の伊東屋です。表通りに赤いクリップの出ていた店は現在改装中で,一つ裏通りで仮店舗で営業中でした。この店が仮店舗かと思ったら,これはK.ITOYAという,ちょっと高級な文房具を集めた店でした。万年筆のマークが目印です。一種の文房具の美術館のようなものですね。

こちらが伊東屋の仮店舗です。仮店舗とはいえ大変立派な店で,ついつい長居をしてしまいました。


店頭でメーカーの人が新製品のPRをしていたのでついつい買ってしまいました。「A4の紙を横に入れて畳んでもしわになりません」。実は旅行中にこういうのがあると便利だと思っていたところなので,購入してしまいました(実は,アイデアグッズ関係も大好きだったりします)。その他,家族への土産を少し購入しました。ちなみにファイルに挟んであるのが,文房具関係の雑誌記事のコピー(「聖地巡礼」などと書いてあります)とレシートです。レシート入れにちょうど良い感じです。


さて,すっかり日が落ちてしまいました。松屋デパートを見てみると,不思議な色合いになっていました。

アップルの店があったので撮影。写真で見ると一瞬,月のように見えますね。

その他,有楽町駅の近くのルミネの中の店でも一見パスポート風のブックカバーがあったので購入(どうもブックカバーがコレクションになりつつあります)。


その他,ロフトや無印良品も有楽町駅のすぐそばにあったので,寄って来ました(実は,これは別の日に行ったのですが)。このロフトのMOLESKINEコーナーは大変充実していましたが,やはり高いので「見るだけ」にしておきました。


さすがにこれだけ歩くと疲れます。宿に戻った後,缶ビールを飲んだのですが...つまみもついつい歌舞伎になってしまいました。

たまに東京に来て,文房具店巡りをするというのは,足の運動にもなるし,なかなか良いものです。実はもう一軒行ってみたいところがあったで,次回機会があれば再挑戦してみたいと思います。