金沢21世紀美術館が主催する展覧会は3月以降しばらくお休みでしたが,4月13日から新しい展覧会が始まりました。21世紀美術館の所蔵コレクションを展示するコレクション展で「ボーダーライン」というタイトルです。昨日,観てきました。
展示されていた作品は以前に見たことのある作品もいくつかありました。現代美術も,慣れるのがポイントということで,「久しぶり」という感じで眺めてきました。とはいえ,それぞれの作品の意図が分からないと,わけがわからないので,いくつかの作品については解説をじっくりと読みながら,鑑賞してみました。
そうしてみると...なるほどと思いました。最初に展示してあったレベッカ・ホルン「炎に包まれた8つの髪束」などは,妙にエロティックに見えてしました(この作品ですが,実際にはナイフが動いています)。
木村太陽「Friction/トイレはどこですか」という作品は,色々な速度で針が動いている時計がお互いに触れあったりしている作品でしたが,これも世界の縮図のようだなぁなどと考えてしまいました。
今回の展示作品については,人と人の間の「ボーダーライン」ということで,人と人の間のコミュニケーションや人が集まるコミュニティのメタファーとして鑑賞すると面白いのかなと感じました。
7月15日まで行われているので,またじっくりと鑑賞してみたいと思います。
もう一つ気になったのが,ミュージアムショップ2でやっている「鈴木康広×福永紙工」です。
オリジナルの紙製品をいろいろ売っており,文房具好きとしてはついつい欲しくなってしまいました。次のサイトの商品を販売していました。
http://www.fukunaga-print.co.jp/suzukiyasuhiro/