2012年7月16日月曜日

避暑を兼ねて午後からプラネタリウムへ

今日の金沢は,午前中からフェーン現象のせいで,36度を超える暑さになりました。窓を開けるとそれなりに風は入ってくるのですが,ほとんど熱風ということで,どこか涼しいところに行くことにしました。思いついたのは,今年,機械が新しくなったという「いしかわ子ども交流センター」のプラネタリウムです。午前中から出かけたかったのですが,午前中に上映していたのは,ポケモンなどの子供向け番組だったので,午後1時からの「いしかわから宇宙へ」を見てきました。

考えてみると,プラネタリウムに行くのは本当に久しぶりのことです。小学生の頃以来かもしれません(以前,オーケストラ・アンサンブル金沢の練習場になっていたプラネタリウムです)。子供の頃は,星の名前を覚えたりするのが好きだったのですが,そのきっかけになったのは,プラネタリウムだったと思います。


今日は,半分避暑で,新しい施設に行ってみたのですが,雰囲気は同じだなぁと思いました。椅子に座り,背もたれをぐっと後ろに倒し,部屋の中が真っ暗になると,日常とは別の星の世界へと入って行きます。映像技術がもの凄く進化しており,宇宙を旅行しているような気分になるような映像が増えたのは大きな違いですが,「この時期,南に見えるのがさそり座。白く見えるのが天の川。夏の大三角が東側から真上...」という説明は,子供の時も聞いた記憶があります(ということは,子供の時も夏休み直前だったのかもしれません)。


解説の男性の語り口は,とてもゆったりとした丁寧なもので,いつまでも聞いていたいほどでした。

ちなみに,解説の中で,左目をつぶり,右手を水平に出した時のゲンコツの数で地面からの角度を測れます(縦にしたゲンコツ1個分が10度。さそり座のアンタレスはゲンコツ2個~3個の間ぐらい),とおっしゃられていたのですが,これは役立ちそうです。今日の夜9時頃の南の空で確認したいと思います。

プラネタリウムの上映の45分間ほど,仰向けになっていましたが,この間だけは,非常にリラックスできました。星空の映像にあわせて,クラシック音楽を流すような回もあるようなので,今度は,暑い夜にでも出かけてみようかなと思っています。

いしかわ子ども交流センターのプラネタリウムの番組紹介
http://i-kodomo.sakura.ne.jp/?page_id=22