4月から子供が東京で暮らすことになりました。その引っ越しのため,週末は東京に出かけてきました。ある程度覚悟はしていたのですが,「その日」が来てみると,寂しい気持ちでいっぱいです。日常生活の方は,とりあえず心配はないのですが,これまでほとんど自立した生活をして来なかった子供なので,東京に置き去りにしてきたような,何とも言えない気分です。「かわいい子どもには旅をさせろ」ということわざを思い出しながら,自身を納得させていることろです。道路はどこも渋滞でしたが,今日はそういう別れが,全国でいくつもあったことでしょう。
これまでずっと親が子供を支えているつもりでいたのですが, いつの間にか,精神的には子供に支えられていたことに気づきました。「人という字は互いに支え合ってヒトになるんだ」と金八先生は言っていましたが,これは正しいようです。「子どものためにも,一生懸命働かないといけないな」などと, 非常にまともなことを痛感しました。
東京から帰る途中,子供から「ダイソーでハンガーを買った...」というようなメールが届いていました。心配することもなく,たくましく生きていってくれるのかもしれません。