2020年10月18日日曜日

本日は #いしかわ文化の日 #石川近代文学館 #鈴木大拙館 #いしかわ生活工芸ミュージアム を巡ってきました。

本日10月18日は「いしかわ文化の日」ということで,石川県内の文化施設の多くが,「県民なら入場無料」になっていました。気持ちよい快晴だったこともあり,午前中に自転車で一回りしてきました。

 

とはいえ,10月になってから既にあちこち見て歩いているので,「それ以外」の施設を中心に巡ってきました。

まず,スタートは石川近代文学館。「いしかわの文学と工芸」と「少女漫画家波津彬子の10年」という2つの企画展を行っていました。どちらもポスターのデザインが素晴らしいですね。



「いしかわの文学と工芸」の方は「作家の愛した工芸品」という,サブタイトルが付いているとおり,有名作家たちの使った工芸品が展示されていたのが見所でした。多種多様はモノを色々所蔵している点が,歴史ある文学館ならではだと思います。作家本人が実際に使っていたのだなぁという目で見ると,妙に親近感が湧いてきますね。

それとポスターのデザインを担当されている北村紗希さんによる切り絵の原版の展示が素晴らしいと思いました。独立した芸術作品を見るような迫力を感じました。

文学館の隣のアメリカ楓。少しずつ赤くなってきています。

その後,せっかくなので,久しぶりに谷口吉郎・吉生記念金沢建築館まで行ってみようと犀川大橋を渡って出かけてみたのですが...入場制限。この場所で待つのは厳しかったので,残念ながらパス。

 



続いて谷口建築つながりで鈴木大拙館へ。途中,桜坂を一気に降りました。


秋の気配が深まりつつある水鏡の庭の静かな雰囲気は,最早に金沢観光の定番かもしれません。



小立野台に登り,石川県立歴史博物館に行ってみたのですが,ここは常設展のみ無料公開でした。何となく「無料モード」で動いていたので,今回はパス。

来週,国立工芸館がオープンしますが,その後は人の動きもかなり変わるのかもしれませんね。


いしかわ生活工芸ミュージアムへ(以前は,石川県伝統産業工芸館という名前でした)。入口付近で珠洲焼の作家さんがロクロを回す実演をされていました。ぐい呑みを一つ欲しくなりましたが...今回は止めておきました。



その後,金沢医療センター横の八坂を降りてみました。実感としては,金沢の坂でももっとも急勾配かも。しかも長くて直線的でした。

坂の下の町並みは,金沢らしく非常に複雑で,ラビリンスという感じです。ここを舞台にサスペンスドラマでも作れるのでは,と思ったりしました。山の方向を目印にすれば方角は分かるので,何とか賢坂辻に出ることができました。

というわけで,本日は「一銭も使わない」市内めぐりでした。