2019年7月27日土曜日

昨日オープンした 谷口吉郎・吉生記念 #金沢建築館 に行ってきました。再現されていた迎賓館赤坂離宮の広間や水庭が見所。犀川大橋付近に新たな観光スポットが増えましたね。

昨日7月26日,寺町に谷口吉郎・吉生記念金沢建築館がオープンしました。金沢ゆかりの世界的建築家,谷口親子の名前を冠した建築に関する博物館です。建築をテーマにした博物館というのは,全国的にも珍しいということで,蒸し暑い中,土曜日の午前中に自転車で出かけてきました。

まず,犀川大橋です。ここから寺町台に上りました。
北國新聞社の花火の方は,明日に延期になったようですね(写真では晴れていますが,午後から本格的な雨になりました)。
橋を渡った後,直進するか左斜めに坂を登っていくか迷ったのですが,斜めに登ることにしました。
ただし,看板の方は「直進」を進めていました。
近隣マップを見ると,斜めに進む(蛤坂を登る)方が少しショートカットになりますね。寺町の名前どおり,「寺だらけ」です。
この周辺には,室生犀星記念館,西茶屋街,忍者寺(妙立寺)などがありますので,新たな観光ポイントが加わったことになりますね。

蛤坂を登っていくと,しっかり建築館への案内も出ていました。

坂を登って少し左に行くと,建築館がありました。谷口吉生氏の設計ということで,直線的な寺町通りとしっかりマッチした,キリッとした感じの建物でした。そういえば,「寺町まっすぐ」という方言(?)もありますね。

欲を言えば,もう少し建物の前にスペースが欲しいところでしょうか。建物をバックに記念撮影というのが結構難しいかもしれません。


建物名です。明朝体がよく合う建物です。

建物は,3層になっており,一番下の階が展示室になっていました。開館記念特別展「清らかな意匠:金沢が育んだ建築家・谷口吉郎の世界」を行っていました。


父上の吉郎さんの作品は,モダニズム建築ということで,四角く直線的な感じの建物が多いのですが,「清らかな」という形容詞どおり,清々しさを感じさせてくれます。今の感覚からすると,「普通の」建物といった気もしますが,空間に余白が多く,神社や神殿などを思わせる空気感があると思います。谷口建築の写真を見ながら,「やっぱりモノは減らしてすっきりさせないと建築は生きてこないなぁ」と...なぜか断捨離の必要性を感じてしまいました。

3階は「常設展示室」ということでしたが....谷口吉郎氏設計による,迎賓館赤坂離宮和風別館「游心亭」の「広間(和室です)」と「茶室」がそのまんま再現されていました。そして,その向かいに,鈴木大拙館(吉生氏が設計)を思わせる,水庭がありました。というわけで,親子のコラボのスペースとなっていました。

ここは撮影可でした。広々としていたのでパノラマ撮影してみました。
  
気になるのは...実際に使えるのだろうか?ということです。リアルに迎賓館として使っても面白い気がしました。

入口付近は吹き抜けになっており,カフェとショップがありました。ショップの方は,建築館のオリジナル商品は少なく,吉生氏が設計をした,ニューヨーク近代美術館(MoMA)関連グッズの方が沢山ありました。そのうち,もう少しオリジナルグッズが増えてくると楽しいかなと思います。

金沢市内の博物館にはスタンプが常備されているのですが(御朱印帳ならぬゴミュ印帳に集めることになっています),建築館のスタンプについては,見逃してしまいました。まだなかったのかもしれません。

下は吉生氏の設計した作品の写真です。

建築の博物館という場合,「模型」「設計図」「写真」などが展示されることが多くなると思います。今後,どういう企画展示が行われるのか期待したいと思います。

最後にトイレの入口の写真ですが...結構密閉された感じなので,結構分かりにくいかもしれません。

建物の外に出て,建物の裏側に回ってみました。
この建物は河岸段丘というか,崖の途中に作られている感じなので,建物の裏は,かなり低くなっています。道をたどっていくと,犀川の方まで出ることができます。

犀星記念館→犀川大橋→犀星の道を上流に向かい,途中で崖を登って,建築館へ,という散策ルートも良いかもしれませんね。 以下の図は,リーフレットに載っていたものです。


帰りは桜橋の方から犀川の方に降りることにしました。寺町通りを上流に向かうと,有名料亭の「つば甚」がありました。ちなみにまだ,中には入ったことはありません。

桜坂を降りていく途中,医王山が見えてきました。久しぶりにこの坂を通りました。

桜橋から建築館の方角を眺めてみました。

リーフレットと入場券の半券です。こうやってみると,快晴の青空に映えそうなデザインですね。今度はもっと晴れた日に来てみたいと思います。