「金沢ブランド100」は無料の展示で,地下の市民ギャラリーBで行っていました。一部屋だけの展示でしたが,とても面白いものでした。
特に金沢にずっと住んでいる人にとって面白い内容だったと思います。見慣れている商品のデザインがブランド化されて,新鮮に感じられました。以下,写真撮影可でしたので,あまり営業妨害(?)にならない程度にご紹介しましょう?
右から「外科室」「泉鏡花」「草迷宮(だったかな?)」の文字をデザインしたタペストリー。カンディンスキーの絵のようで格好良いですね。
加賀棒茶の缶です。九谷焼のデザインになっているのが素晴らしい!あれば買ってみたいものです。
おはぎのマリちゃんのオブジェです。芝寿司のキャラクターだったでしょうか?これはそのまま,店頭に置いて使えそうです。
ブリ起し(金沢名物の冬の最初の頃の激しい雷)をイメージした手ぬぐい。暗い金沢の冬も明るく過ごせそう?
金沢カレーコーナー。ターバン,インディアン,チャンピオン,アルバ(これは小松?)の4社のロゴをスタンプで捺せるようになっていました。下の写真では本物のカレーに見えますが,写真です。カレーを食べたくなりました。
これはその他色々なブランドの写真でしょうか。ビーバーに引かれて撮影
観光写真でおなじみの「俵屋」の暖簾。これは?と思ったら,本物でした。
このイメージをタブレットで再現できるコーナーもありました。なかなか書き心地がよかってですね。
正確には金沢ブランドではないと思いますが,松任名産の「圓八」のあんころ餅の包み紙を使ったオブジェ。この発想が素晴らしいですね。
金沢ブランドの「締め」は用水。ボタンを押すと,その場所のせせらぎの音をヘッドフォンで聞けるようになっていました。実際のところ,そう違いは分からなかったのですが,場所を想定して聞くことで,自分の頭の中に,その人固有の「思い出」と「映像」がよみがえってくる。そんな効果があると思いました。
というわけで大変面白い内容でした。1月28日(日)までと期間が短いのがもったいないくらいです。
ちなみに,この展示のタイトルと同じ「金沢ブランド100」というタイトルの本が発売されています。この展示の図録的な意味もありますね。やや金額が高いのでちょっと迷っていますが,併せて読んでみるとさらに楽しめそうです。
水口 克夫他著『金沢ブランド100』北國新聞社,2017
http://amzn.asia/cXIn9bg
さて,金沢21世紀美術館の方ですが,すっかり「厳寒期」仕様になっていました。
タレルの部屋の床面です。なぜか格子状になっていました。
新しいコレクション展も始まっていました。見方を文字で示しているのが面白いですね。今度じっくり観てきたいと思います(撮影禁止だったかも?)
ガラスの外も雪がちらつき寒そうでした。
「雲を測る男」と展示の閲覧の順番を待つ列。なかなか面白い対比です。
その後,せっかくなので,「金沢ブランド」つながりで,美術館の隣(北陸電力の駐車場を挟んでいますが)にある,Books under Hotchikissまで行ってきました。
「金沢百歩」が展示の名前です。次のような展示です。こちらは4月まで行っています。
http://booksunderhotchkiss.com
こちらにも「金沢ブランド100」のポスターがありました。
こちらのメインの見どころは,2階の壁に貼ってあった大きなポスターでしょう。金沢の色々なお店を紹介するだけでなく,そこでのお気に入りの楽しみ方が吹き出しのようにして書かれています。
金沢の楽しみ方を紹介する,という点では,このOEKfanと共通する点があります。じっくり読んでみたいと思ったので,ポスター(300円)を購入してきました。
郵便ポストにお金を入れると持っていける形(石川県でも山奥の道路沿いにこういうコーナーが時々ありますね)でしたが...おつりがなかったので店員さんを呼び出して購入。
反対側の壁面にはチラシがたくさん貼ってありました。こちらも楽し気でした。
せっかくなので,自宅用に箸置きを購入。
窓から見えた,お隣の北陸電力の駐車場です。同じ車に同じように雪が積もっており,シュールな感じです。
こちらは21美の前の道路沿いの植え込みです。ツララもアートに見えてしまいます。
さて先ほど購入した箸置きですが,次のものです。どうみても和菓子の落雁風で,面白いと思ったので,とりあえず自分の分だけ購入。こういうのを集めていくのも楽しいかもしれませんね。