2017年8月5日土曜日

夏の朝は,窓外の虫と鳥のポリフォニー+朝日で目覚め。少々寝不足気味になります。

夏の夜は,日中ほどでないにしても,暑くなるのは当たり前です。我が家の場合,激しい雨風の日以外,2階については,ほぼ窓(網戸付き)を開けて過ごしています。夜になれば,幾分,涼しい風が入ってくるので,何とか冷房なしで過ごせます。

その分,朝方になると窓外の騒々しさが気になります。どちらが先か分からないのですが,鳥の啼き声がボリュームアップし,窓の外が明るくなってきます。以前はそうでもなかったのですが,この鳥の啼き声と明るさに結構敏感に反応してしまい,5時頃に目が覚めてしまいます。

8月4日のNHK「らららクラシック」では,ベートーヴェンの「田園」交響曲を取り上げていました。その第1楽章は,田園をイメージさせる細かいモチーフの積み重ねでできている,と宮川彬良さんが説明されていましたが,それと同じような状況になっているのです。通奏低音的に虫がボソボソボソと一定の調子で啼く上に,色々な鳥が丁度フルートやオーボエが演奏するような感じで,高音で合いの手を入れます。

一言で言うと,のどかな場所に住んでいるということなのですが,これに付き合っていると,寝不足になってしまいます。アイマスクをして,耳栓をして寝ようかなとも思っているのですが,そうなると目覚ましの音(ラジオの音ですが)を聞き逃してしまいそうな恐れがあります。

というわけで,「田園」暮らしも,良いような...悪いような...感じです。そんなに郊外に住んでいるわけではないのですが,金沢の郊外の「夜から朝のサウンドスケープ」は大体こんな感じではないかと思います。