昨晩は金沢市に大雨警報が出ていたのですが,職場の”暑気払い”ということで金沢市中心部に出かけてきました。今年は,5月から6月にかけて,飲みに行く機会が多く,これで5回目になりますが,その中でも特に良い会になりました(毎回点数を付けているわけではありませんが)。
まず,良かったのが日常の仕事の話や人の噂が全然出なかった点です。料理の話や地理の話などがバランス良く出てきて,それに「あれは良かった」「これは良かった」という感じの話が絡み,気持ち良く過ごすことができました。
そう考えると,前提になっていたのは料理の良さと人数だったのかもしれません。 良いタイミングで工夫された料理がポンポンと出てきて,「これは何だろう」という感じで会話が続きました。人数も全員を見渡せるぐらいで,アットホームな感じでした。
1次会の後,他の皆さんも気持ちが良かったのか,1次会の半分程度の人数で2次会に行きました。今度は,非常に落ち着いた雰囲気のあるバーでした。きっと値段は結構高かったのだと思いますが,ありがたくおごっていただくことにしました。ここでは,ウィスキーとチーズが出てきました。こちらでも「このウィスキーは...」「このチーズは..」という感じで,飲み物や料理から話が広がっていきました。あまり蘊蓄を語り過ぎるのも良くない場合もありますが,食を中心とした教養というのは,コミュニケーションの基本なのかもしれません。
今回,名前と味を覚えたのがラフロイグというウィスキーでした。言ってみれば「正露丸」風の味なのですが,深さを感じました。この店では,ショパンのピアノ曲がBGMに流れていましたが,クラシック音楽によく合うと感じました。
というわけで,近来まれな良い宴会となりました。ただし,完全に二日酔いです。今日の午前中はボーっとして過ごしていました。