2011年4月23日土曜日

朝日新聞be(2011/04/23) GWに訪ねてみたい小京都ランキング。1位は「金沢市」。ただし,金沢市は小京都?

今朝の朝日新聞週末版be on Saturdayのランキング特集は,「GWに訪ねてみたい小京都」という特集でした(オンライン版はまだ公開されていないようです)。その結果ですが,金沢市が1位になっていました。続くランキングは次のとおりです。

2位 津和野町, 3位旧角館町, 4位萩市, 5位高山市, 6位弘前市, 7位郡上八幡町, 8位尾道市, 9位遠野町, 10位松江市

詳細は,朝日新聞をお読み頂くとして,この時期の全国紙の特集で,金沢市が1位になるというのは,観光のPRには絶好ですね。今年は震災関係で自粛ムードが続いているのですが,金沢は小旅行には最適の土地なので,ラ・フォル・ジュルネと併せて,多くの方に来て欲しいものです。

ただし...この特集の「小京都」という言葉にはやや引っかかります。ランキングの他都市と比べると金沢市は40万人以上の人口があり,「小」というよりは,「中」ぐらいだと思います。そもそも,「京都には劣るけれども...」というニュアンスもあるので,あまり使いたくない言葉なのですが,観光の「殺し文句」なのかもしれません。

今回の記事には,「ブランド力抜群で,女性の人気が高く,行ったことがないと恥ずかしいと思うぐらい人気が高い」 などと書いてありました。予想外の評価に「へぇ?」と思うぐらいです。そう考えると,「オーケストラ・アンサンブル金沢」というネーミングも「ブランド力」の恩恵を受けていると言えます。

語感的には,「KANAZAWA」とすべて「A」で終わっているのが,良いと思います。音楽の調性で言うと,堂々としたハ長調(HA)ですね。この堂々とした語感と,自転車や徒歩で結構市内各地を回れてしまう気安さとコンパクトさ(そう考えるとやはり小京都か?)が,人気を支えているのかな,という気もします。