2020年5月22日金曜日

連休中に「行ったつもり」で注文していた「#ハマスホイ とデンマークの画家」展の図録とエコバッグが到着。グレーっぽい色合いに加え,ずしっと来る重みとヌメリ感が最高。エコバッグもイメージどおり。封筒はブックカバーにしてみました。

この前の連休中,ほとんどどこにも出かけなかった代わりに(スーパーまで,タケノコを買いに行ったぐらい),美術館の特設オンラインショップで注文していた「ハマスホイとデンマーク絵画」展の図録とエコバッグが到着しました。コロナの影響で,色々なジャンルで「行ったつもり消費」が増えているようですが,その一種と言えます。

ハマスホイというデンマークの画家の作品については,数年前,東京上野の国立西洋美術館でたまたま観た「ピアノを弾く妻イーダのいる室内」がなぜか印象に残っていました。暗く静かな雰囲気に妙に引かれました。その後,この画家の名前を色々目にするようになり,「あの絵の画家だったのか...」とようやく名前と作風とが一致するようになりました。

3月以降,上述の「ハマスホイとデンマーク絵画」展が新型コロナウィルス感染症拡大の影響を受け,東京都美術館の方は会期途中で閉幕(山口県立美術館の方は中止...と書こうと思ったのですが,調べてみたら来週ようやくスタート!)。「特別にオンラインショップを開設」という情報を連休中に知ったので,ちょっと眺めているうちに,「展覧会に行ったつもりで図録を買ってみるのもよいかも」と思い,注文してみました。7月からは買い物袋は全面的にマイバッグ持参というスタイルに移行する,ということでちょっとしっかりとした感じの「ハマスホイ色」のエコバッグも注文してみました。

それらが昨日ようやく到着しました。手に取った感じは最高です。図録のズシッとした重さに加え,表紙に触った時のヌメリ感が実によい感じでした。これはスクリーンでは表現できない味わいだと思います。

金額は図録が2500円,エコバッグが1320円でしたが,特に図録の方は,見た感じ,触った感じ「とても豪華」なので,お得な感じがしました。図録の中味は,ややハマスホイの作品数が少ないかなという気もしましたが,色合いに統一感があり,一つのワールドを作っているなぁと思いました。後ろ向きの肖像が多かったり,どこかピンボケ風の絵が多かったり,好みは分かれそうですが,私の場合,昔から,グレーが混ざったような青や緑といった色合いが好きなので,この世界にはぴったり波長が合います(勝手な思い込みですが,デンマーク人とも波長があうのかも。どういう国民性なのか,調べたくなってきました。)。

エコバッグの方は,少し茶色っぽい色を選んでみました。飾り気の無さとちょっとざらっとした布の手触りは,無印良品の世界に通じる感じもあるかもしれません。
しっかりしたエコバッグなので,スーパーでの買い物に加え,書店などで本を買う時に使っても良いと思います。試してみたら,F6サイズのスケッチブックも入りました。やや窮屈だったので,F4サイズぐらいまでの方良いかもしれません。

もちろん図録を入れるのにもぴったりです。展覧会場ではセット販売をしていたかもしれませんね。

さらには,納品書が入っていた袋。これも「ハマスホイ色」でした。

余分なデザインがされていなかったので,「これはブックカバーに転用できるかも」と思い,A4ぐらいに紙を切ってみると...ぴったりでした。

文庫本サイズと新書サイズの2種類を作ってみました。

というわけで,連休中に外出できなかった代わりに届いた商品で,「行ったつもり」になり,色々はしゃいでしまいました。「場所を取る」という危険性はありますが,行ったつもりで展覧会の図録をオンラインで買うというのは,やみつきになるかもしれません。