今年の9月の連休は祝日の並びが悪く，シルバーウィークとは言えない感じです。9月唯一の3連休前の金曜日ということで，本日は仕事帰りに金沢21世紀美術館にふらっと寄ってきました。金曜日は20:00まで開いているので，何となくすぐに家に帰りたくない，という気分の時には丁度よいですね。
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| 休日の昼間とは全く違う静かな21美の入口 |
現在，21美でやっている展覧会は，日本・デンマーク外交関係樹立150周年記念展「日々の生活 – 気づきのしるし」，「コレクション展２：死なない命」が中心ですが，本日は「日々の生活」の中で行っている，ヨーガン・レール「文明の終わり」を方を中心に観てきました。
https://www.kanazawa21.jp/data_list.php?g=17&d=1748
この作品は，沖縄の自然の中で暮らしていたデザイナー，ヨーガン・レールが深刻な環境問題を訴える意味も込め，海岸に打ち寄せられた廃品のプラスティックで作ったものです。この作品ですが，部屋全体で１つの作品になっています。
まず，この部屋に入った瞬間，まったく違う世界に入ったような不思議な気分にさせられました。写真撮影可だったので，雰囲気をご紹介しましょう。
そして，この作品が廃品で作られたことを知って，その異様な美しさの中で複雑な気持ちになります。単純に美しさに浸るだけでなく，強いメッセージ性を持った作品だと思います。
こういう作品を観ると（というか浸ってくると），頭の中の別の部分が刺激されるような気分になります。平日から休日へのギアチェンジを図ることができました。
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| こちらはデンマークのデザインの展示。中庭部分に神殿のようなものが出来ていました。 |
この展覧会に行く前は，香林坊の書店に寄った後，いしかわ四高記念公園で行っていた，金沢ジャズストリートの前夜祭を少し眺めてきました。少し肌寒いぐらいでしたが，夜空を背景にリラックスした雰囲気のジャズというのはなかなか良いものです。
今年の連休は，短いことに加え，台風が直撃しそうな気配があるので，明日16日が勝負（？）かもしれません。色々と屋台なども出ていたので，台風が来る前に明日あたり，もう一度，立ち寄ってみようかなと思います。
