2016年12月10日土曜日

忘年会ウィーク終了。締めは,久しぶりに柿木畠のもっきりやへ。このお店は永遠に不滅かも。

12月の恒例ではあるのですが,この1週間,忘年会が3回集中しました。職場関係2回に加え,昨日はこじんまりとしたプライベートなものが1回。職場関係の宴会は,半分仕事ということで,やはりプレイベートな会の方がリラックスできます。

場所は,1回目が某ホテルの上の階,2回目が某老舗料亭の大広間。そして昨日の3回目は某居酒屋へ。料理と過ごしやすさの点からすると,やはりホテルがいちばんでした。老舗料亭については,サービス内容と建物が古臭過ぎ,それが「昭和の味」のようでもあったのですが,「時代に取り残されてしまったなぁ」という感が無きにしもあらずでした。

昨日行った居酒屋は,「どこもいっぱい。とりあえず」という店だったこともあり,料理の方は「これが治部煮?」といったところもありましたが,まぁ,酔ってしまえばノープロブレムでした。健康診断の結果,お酒を飲み過ぎない方が良いのは明らかな状況なのですが,「毎日飲まなければ良い」ということにして,この日は日本酒3合とウィスキーの水割り2杯を飲んでしまいました。

昨日の参加者は3人のみで,大学時代の某研究室の同窓会的な意味合いもあったので,2次会では,約30年前に皆で一緒によく行っていた,柿木畠の「もっきりや」に行くことにしました。私たちが学生だった頃から,有名な店ではありましたが,ライブをやっていない時には,必ず席が空いていました。行ってみると...ライブはやっておらず,30年間と同様の感じで,やはり空いていました。

当時は,学生でありながらウィスキーのボトル(サントリー・ホワイトであることがほとんどでしたが)を研究室でキープしており,コンパがあるたびにその水割りを飲んでいました。昨日行ってみると,さすがにホワイトはなかったので,こちらもそのころよく飲んでいたフォア・ローゼスの水割りを飲みました。

かわきものでは,当時,常にポッキーを頼んでいたので,昨日もポッキーを注文。「今時のポッキーは結構細いんだ」と酔いながら感心。1人がタバコを吸っていたのですが(店内禁煙ではありませんでした),そのタバコも非常にスリムになっており,ポッキーの細さと不思議に一致してしまいました。

店に入るのは,本当に久しぶりだったのですが,全く雰囲気は変わっていませんでした。マスターはもともと有名な方ですが,アルバイトの方(だと思いますが)の雰囲気も,気のせいか,30年前とあまり変わらない気がしました(相当酔っていたのかも?)。それもうれしかったですね。

そして,隣にいたグループはどうみても,某大学の研究室単位の集まりでした。基本的にこの雰囲気は30年前の私たちと同様でした。というわけで,もっきりやは永遠に不滅なんだなぁ,ということを実感して嬉しくなりました。

歌詞に「ボブ・ディラン」が出てくる「学生街の喫茶店」という曲は,「時は流れた~」で終わります。もっきりやの壁には,昔も今も「As time goes by...」という歌詞が書かれています。さすがに30年経って,お互いに外見的には「時は流れた~」という感じになってしまいましたが,久しぶりにこの店に来て,「時の過ゆくままに」過ごしていた時間の過ぎ方は,今も昔も同じだなと思いました。