2016年9月12日月曜日

昨日は「ハッチでオトメの金沢展」とBooks under Hotchkissで「安西水丸さん,デザインを教えてください!」へ。両方とも見ているだけで楽しめました。

昨日9月11日は,丸一日予定がなかったので,自転車で金沢市内に出かけ,ちょっと気になっている店,2軒に出かけてきました。

まず最初は,浅野川大橋近くにある,HATCHi金沢というホテル+レストラン+カフェに行ってきました。今年できた店で,いつも店の前を通りかかって気になっていたのですが,「ハッチでオトメの金沢展」という案内が出ていたのが目に入り,のぞいてきました。
店の奥の方は,カフェやレストランになっており,このオトメの金沢展の方は,入口付近でやっていました。陶磁器,ガラス,漆,工芸品,雑貨,お菓子...ネーミングからして,若い女性向けの商品ということになるのですが,最近はこの手の雑貨も好きなので,しっかりとっチェックしてきました。

次のような感じで商品が並べられていました。

古本まで入っているあたりが,オトメの金沢的なところかもしれませんね。この展示(販売)ですが,11月3日までやっているようです。
         

続いて,尾張町の裏通りの鏡花通りへ。金沢大学フィルのチェロパートのコンサートのポスターが目に入りました。金沢21世紀工芸祭も注目ですね。

近くにあった,木製品の店の店頭のショーウィンドウです。「「暮らしの手帖」で取り上げられたことがあります,という」ということで,雑誌を展示していました。
尾張町の表通りへ。この眼鏡屋さんのデザインは,昔から気に入っています


さて続いては,金沢21世紀美術館近くのBooks under Hotchkissへ。この店も比較的新しい店です。本屋さんということですが,今回は「安西水丸さん,デザインを教えてください」という展示を見るために出かけてきました。
入るのは初めてだったので,ちょっとドキドキしましたが...入ってみると「ご自由にごらんください」という張り紙があって,自由に見てもよいようになっていました。先客がもう一人いたのですが,その人と一緒に(?)安西水丸さんがデザインした本をじっくりと眺めてきました。

水丸さんの本といえば,村上春樹の本の装丁の印象があります。シンプルな形,色によるデザインは,真似できそうでなかなか真似できないものかもしれませんね。

店頭には,「安西水丸さん,デザインを教えてください!」という展示のタイトルそのままの本も販売していました。今回の展示の図録のような感じで,このお店が発行した本のようです。買おうかどうか迷ったのですが...今回は止めておきました(もう一回この店に行ったら買ってしまいそう)。
展示の中で「おおっ」と思ったのが,次の作品です。シルクスクリーンだと思いますが,村上春樹の「中国行きのスロウ・ボート」の装丁に使われているものですね。

ちなみに次の写真は我が家にある文庫本です。小説(短編集ですが)の内容は覚えていないのですが,このデザインは忘れられないですね。この作品をデザインしたクリア・ファイルも販売していたのですが...これも今回は止めておきました(もう1回行ったら買ってしまいそう)。
2階でも本を展示していました。書店とギャラリーが一体になったようなお店で,結構気に入ってしまいました。ちなみに,展示物なのか売り物かよく分かりませんでしたが,全部値札が挟んであったので購入可能だったようです。 11月6日までやっています。

さて,この日,HATCHiでの買い物の成果です。個人的に「定番」と思っている,かわむらの甘納豆と顔が描かれている箸置きを買いました。これらはお土産です。もう一つ,メモ帳を購入しました。普通のシンプルな白いメモ帳だったのですが,紙の触り心地が素晴らしく,ついつい「自分用に」買ってしまいました。
最近,金沢には結構,面白そうな店が増えているので,また探検してみたいと思います。