12月になると金沢では快晴の日が少なくなります。本日の午前中は快晴だったので,久しぶりに庭仕事をしました。これまで庭の手入れは,母がほとんどしていたのですが,体力が落ちて来たこともあり,「今日しかない」と思い立ち,庭中に溜っていた濡れた枯葉を集め,伸び放題だった枝を切り,雑草を抜き,ゴミ袋に集めました。
全部はできなかったのですが,見るからにすっきりとしました。庭仕事も面白いなと感じました。庭というのは,大げさに言うと,自然に対向して作る人工物の一種だと思います。そういう意味で,モノ作りやアートの一種なのではないかと感じます。
ストレス解消法として,「自然に触れる」「体を動かす」といったことがありますが,庭仕事もその一種ですね。家族とのコミュニ
ケーションも図れるので,これからも時間的余裕があれば...というよりは,余裕のないストレスフルな時にこそ,庭仕事をやってみたいと思います。
その後,午後からは自転車で金沢市内へ。自転車に乗るのもストレス解消には良いですね。
まず,金沢21世紀美術館へ。21美は夏の芝生も良いですが,冬の枯れた感じも,アンドリュー・ワイエスの絵に出てきそうな感じでなかなか良いですね。
まずは,新しいコレクション展をざっと眺めました(当然のことながら,お客さんがよく入っていました)。
次のイベントも面白そうでしたが...満席とのことでした。
この時期,夕方はすぐに暗くなってきます。
その後,新店舗に移転することになった,うつのみや書店の柿木畠店へ。文房具コーナーで移転セールを行っているということで,出かけてみました。
ただし,それほど目新しいものを売っているわけでもありません。それでも20%引きになっていたので,フリクションの替え芯とかノートなど,消耗品的なものを購入しました。
うつのみやは,1月に香林坊109の仮店舗に移り,その後,どこか(どこでしょう?)に移転するとのことです。柿木畠の広見のランドマークのような建物だったので,その後に何になるのが気になるところです。
その後,再度21世紀美術館へ。先ほどとほぼ同じ場所ですが,もう夜ですね。
タレルの部屋でボーッとした後,帰宅。
このところ,仕事のストレスが多く,しかも,健康診断の結果が「...」ということで(もしかしたらストレスと関係があるのかも),何とかしなければという状況です。というわけで,土日ぐらいはアートの別世界に行きたくなります。村上春樹の小説を読んでいると,パラレル・ワールドが出てきますが,それぞれのアーティストの作る展示室ごとの何だかよく分からない別世界を巡るのが21美の面白さなのかなと感じているところです。
PS. 明日までの展覧会「誰が世界を翻訳するのか」のポスターなのですが....どこか金沢市役所と似た感じですね。ちょっと暗いですが,写真で比較してみました。