2013年8月3日土曜日

北陸地方もようやく梅雨明け。21世紀美術館で新展覧会 フィオナ・タン「エリプシス」(Fiona TAN:Ellipsis)をサッと観てきました。夜は北陸中日の花火(こちらは遠くから)

北陸地方もようやく梅雨が明けました。快晴という感じではありませんでしたが,夏っぽい空の色が雲の間から見えていました。

今日は午後から石川県立音楽堂に行ってOEKのコンサートなどを聞いた後,21世紀美術館に行き新展覧会 フィオナ・タン「エリプシス」(Fiona TAN:Ellipsis)をサッと観てきました。

現代美術は,もともとビデオ作品がとても多いのですが,今回の展覧会は特に多く,美術館へ行くというよりは,映画館に行くような感覚かもしれません。というわけで,全部をじっくり見ることはできませんでした。非常に綺麗な映像が多く,雰囲気も静かなものが多かったので(英語で静かなナレーションが入るようなものばかり?),次のページなどで作品の概要を把握してから,今度じっくりと見に行きたいと思います。

http://www.kanazawa21.jp/data_list.php?g=45&d=1624


ちなみに今回の展覧会のポスターには「ライズ・アンド・フォール」という作品の画像が使われていました。なお「セブン」という映像作品の長さをよく調べてみると...何と7時間と書いてありました。全部見る人がいるのだろうか?と少々気になります。

その後,軽快な音につられて島袋道浩のビデオ作品「ヘペンチスタのペネイラ・エ・ソンニャドールにタコの作品のリミックスをお願いした」の部屋に入り,ボーッと見ていたのですが,リラックスできました。

船の上でタコを釣っている日本人の若者(なぜかイタリアで)の映像を左の画面に映し,タンバリンを軽快に叩きながらタコを釣る男の話を適当な雰囲気で語る2人の男性の映像が右の画面に映し出されている。そういう作品です。以前見た時は「何だろう?」という感じだったのですが,今日はピタリとはまりました。来週は結構,疲れそうなので,もう一回ぐらい見てみようと思います。
http://www.kanazawa21.jp/data_list.php?g=45&d=1621

最後にタレルの部屋で空を見上げてみました。雲は多かったのですが,すっかり夏の雰囲気です。


(余談)今気づいたのですが,どうもレンズが汚れていますね。青空の部分に何か変なものが写っているように見えます。

夜は北陸中日新聞の花火大会をやっていました。近くまでは見に行きませんでしたが,近所の公園からしばらく眺めていました。北國新聞社は川北方面で花火大会をやっていたはずなので,明日の朝刊はどちらも花火ですね。