2012年5月19日土曜日

古くからの友人の父上の葬儀に出席してきました。

小学校時代からの友人の父上が亡くなられたと新聞の「おくやみ」欄に掲載されていたので,今日はその葬儀に出席してきました。葬儀というのは,形式的なもので,お経を聞いても意味はよく分からないのですが,その時間だけは,遠い昔に戻ったような気分になりました。

私がクラシック音楽をよく聞くようになったのは,その友人の影響です。そして,その友人は,その父上の影響でクラシック音楽を聞くようになりました。世の中は,すべて必然のような偶然の積み重ねなのですが,その父上がいなければ,今,私はクラシック音楽を聞いていなかったかもしれません。

小学校の高学年頃から中学校に掛けて,その友人の家の父上の部屋にあったオーディオ装置でLPレコードなどを聞いていた記憶があります。なぜかフルトヴェンクラーのレコードが沢山あり,ベートーヴェンの交響曲第7番などを聞いたことを覚えています。今,私がクラシック音楽について持っているいちばん基礎的な部分は,その友人の家にあるような気がします。

そういうことを思いながら,お経を聞いていました。母上は,昔から雰囲気はあまり変わらず,やさしく大人しい感じの方なのですが,久しぶりにお会いして,随分小柄になったなぁと感じました。やっぱり長い年月が過ぎたのだ,とも感じました。