2018年5月21日月曜日

一泊二日で埼玉県へ。ゆるい絆で結ばれた人たちが集まった法事に参加。お年寄りと赤ん坊が,その絆の要なのだなと実感

埼玉県に住む親戚関係の法事が本日(5月21日)に行われたので,昨日から,家族で出かけてきました。
北陸新幹線で大宮駅へ
法事というのは,亡くなった故人を忍ぶためのものなのですが,結果的には,親戚が久しぶりに会うための口実となっているような気がします。強くない絆をつなぎ止めるための機会とも言えるし,「これで会うのも最後...」という場合もあるかと思います。昔は面倒くさいなと思っていたのですが,「ゆるい絆」を持つ人たちが時々会うことは,重要なことではと最近では感じています。

今回の場合,老人を連れての遠出ということで,付き添いの面では大変だったのですが,色々と教訓を感じました。社会的弱者と呼ばれる人たちを標準とした設備の整備の必要性についてです。高齢化がさらに進む日本の将来を考えると,高齢者が移動することを前提とした建物が標準になるべきと感じました。

まず,どの駅も階段だらけで,お年寄りが,上り下りするのは結構大変なことだと実感しました。駅から徒歩5分程度の場所にあるホテルに泊まったのですが,やはり段差や階段が気になりました。今までほとんど気にしていなかったのですが,どの駅でもエレベータを探してしまいました。

今回は,「老人を連れて,老人に会いに行き,さらには1歳未満の赤ん坊を世話をするお母さんにも会う」という旅行だったのですが,車椅子や乳母車で移動できることを前提とした社会になっていくべきと感じました。私自身,今は自由に動き回っていますが,将来必ず恩恵を受けることもあるのだろうな,ということも意識しました。

法事の方も無事終了しました。5年ぶりに会うような人たちばかりという状況では,「ゆるい絆」の要になるのが,お年寄りと赤ん坊だということが分かりました。赤ん坊のやんちゃな動作や可愛らしい仕草に注目が集まり,お年寄りの体調を気遣う。それほど多くない共通の話題の中心は,赤ん坊とお年寄りに集中します。両者とも,みんなでお世話をしてあげないといけないのですが,それが会話のきっかけになっていました。

今回は天候にも恵まれたし,色々な人にも会えたし,有意義な旅行になりました。
以下,旅行の写真を紹介しましょう。
久しぶりに親との旅行ということで...まずは円八のあんころ餅+加賀棒茶
(私の好物というだけですが)
車内誌の「トランヴェール」は読みごたえがありそうだったので,持ち帰りました。


大宮駅前のそごうデパート

大宮駅から宇都宮線に乗車。次の駅の名前は”土呂”。
カタカナ表記が面白かったのでついつい撮影。寿司など食べたくなりますね。

本日の大宮駅。日本ダービーのPRイベントをやっていました。
SNSで拡散してくださいとのことでした。

帰りの新幹線です。いつもと違う「加賀棒ほうじ茶」を発見したので購入

家族の方は車内販売で「加賀さつまいも」のアイスクリームを購入
芋風味をしっかり味わうことができました。

金沢に戻った後,今日の夕食は「軽くうどんを食べたい」
ということで,金沢駅の「白山そば」へ。新しくなってから入るのは実は初めて。
私の方は月見そば。昼食は結構,豪勢だったので,ちょうど良い感じでした。