昨晩,親戚のお通夜がありました。こういった場合,日常的にやりとりの機会の少ない,かなり遠い親戚と会話をする必要が出てきます。「何を話したら良いのだろう?」という状況になることが結構あります。
そういう時,小さな子供がうろちょろしていると,「あら~あいそらしい」という感じになって,助かることがあります。昨晩もそんな感じでした。
4歳の子どもが,お母さんやおじいさん,おばあさんと一緒に折り紙をしていたのを見て,ついつい「カエルなら作れるよ」と口走ってしまい,次のようなのをチャッチャと作ってしまいました。
このカエルですが,なかなかの優れもので,尻の部分がちょっとしたバネになっており,うまくすると50cmぐらいは跳びます。これを見ると大概の人は驚くので,今回もやってみたところ...うまく跳び過ぎてしまい,「戯れに,カエル飛び込む,お茶の中」といった状況になり,まさに「茶ポン」と茶碗の中に飛び込んでしまいました。
これが妙に受けてしまい,子どもが私を見る目が変わってしまいました。このカエルはどうやって作るのだ...とおばあさんからも尋ねられ,ミニ折り紙教室となってしまいました。
お通夜の席で不謹慎なところもあったのですが,祖祖母のお通夜で曾孫が折り紙遊びをする情景というのは,ある意味,亡くなられた方も目を細めて喜んでくれていたのではないかと思いました。
というわけで感じたのが,「折り紙は身を助ける」ということです。折り紙は国際的にも通用しそうなので,これからも「受ける折り紙」のレパートリーを広げていこうかなとひそかに決心したところです。