一昨日から大掃除をしていたので,今日はのんびりしようと思っていたのですが...母親から「ワックスがけを手伝ってくれ」との指令が下り,廊下と階段の床にワックスを掛けることにしました。ただし,ワックスがけといっても大したものではなく,大型のウェットティッシュにワックス液が染み込んだようなものをモップの先につけて床を拭くというだけです。
このワックス掛けをしながら,「人生や仕事は,ワックス掛けのようなものだ」と感じました。ワックス掛けをする前段階として,いろいろとモノを捨てたり,掃除をしたりする必要がありますが,その目的というのは”磨く”ということに尽きます。世間では,「断捨離」という言葉が流行っていますが,もっと重要なのは,残したモノをメンテナンスすることではないかと思いました。というわけで,ワックス掛けをしながら,来年は,「断捨離&磨」で行こうと思いました。
ただし...ワックス掛けの後を眺めてみると,見事にムラだらけでした。まぁ,このムラだらけというのも人生だと思います。ムラなくやるのがプロで,部分的に綺麗に仕上げるというのがアマチュアなのでしょう。それと,人生でいちばん重要なのことは,「何を磨くか」 ということでしょう。私自身への自戒も込めててですが,何にでも手を出すのではなく,結局のことろ,何か一つのことを決めて磨くことが大切なのだと思います。
というわけで,ワックス掛けをしながら,妙に哲学的なことを考えてしまいましたが