最終的に購入したダイナブック |
近年のパソコンについてはテレビとの区別が付きにくくなっています。また,「どれでも同じ」という感がどんどん強くなっています。とりあえずは,メーカーや機種を全く決めず,あまり高すぎず,快適に使えるもの,という基準で昨日,電機店のPCコーナーに行きました。
私自身,パソコンの機種には全く興味がなくなってしまいました(気にしだすと仕事を思い出して嫌になってしまうのです)。カタログを見るのもめんどうなので,店員さんと会話しながら,決めていくことにしました。最終的には東芝のダイナブックのノートの15.6インチのものにしたのですが,次のような過程で決めました。
- 子供が勉強にも使う。「地デジ」があってもロクなことはないので,不要
- 子供の運動会を撮影して,ブルーレイに残す,ということもないだろう(あったとしてもDVDで十分)。ソフトを購入することもこの先,当面ないだろう。ということで,ブルーレイも不要
- ある程度画面が大きい方が良い。これは奥様の要望。
- ただし,家の中で持ち歩ける方が良い。バッテリーによる作動時間と両立させるのは難しいことが分かったので,基本的にACアダプターを使うことにして,15.6インチのノートにすることに。
- 起動や動作は速い方が良い。というわけで,メモリーは4GBでCPUは高性能なものに。
- Officeは,やはり入っていた方が良い。
こういう条件を店の人を話しながら明確にしていくうちに,各社(NEC,富士通,東芝,SONYで比較)ともに段々と絞られてきました。ここで再度,店の人のアドバイスを聞いてみたところ,メーカーにこだわらないのならば,東芝のものがいちばんコストパフォーマンスが高い,とのことでした。
この辺りで東芝に半分ぐらい決めました。その後は,キーボードの形などを比較しました。各キーの間にスペースがあるもの,オーソドックスなもの...いろいろ流行があるようでした。東芝のものは,平べったい感じでしたが,実は職場で東芝の小型ノートPCを使っていたので,何となく馴染みがあります。この機種は安定して動いていたので,悪くはないだろうと判断し,機種を決めました。結局は,店員さんの意見と職場での経験が判断基準になったようです。
自宅に持ち帰り,セットアップをしてみたのですが,以前に比べると設定が簡単だと思いました。起動までの時間も非常に速い上,音も静かで,使っていて安定感があります。10万円ほどだったのですが,この価格も以前の感覚からするとかなり安いのではないかと思います。
東芝のパソコンといえば,今から20年以上前,ダイナブックという元祖ノートPCがヒットしたことを思い出します。実は,我が家にもありました。モノクロのディスプレイで,ハードディスクもなく,MS-DOSで動き,今の感覚からするとかなり重かったと思います(「隔世の感」というやつですね)。それでも愛着を持って使っていました。今回,ダイナブックを購入したのは,そのような潜在意識が働いたのかもしれません。
今回,お店のポイントカードが1万円以上ついたので,それを使って,もう一つの懸案事項だった炊飯器も買い換えることができました。実は,数日前から炊飯器の電源コンセントの接触が悪く四苦八苦していたのです。修理してもそれなりにお金が掛かるので,今回のポイントを使って7000円程度のものを購入しました(図らずもこちらも東芝製品になってしまいました。)。
ジャパネット高田では,「パソコンにプリンタをつけて,9万8000円」というようなパターンがありそうですが,今回の場合,「パソコンと炊飯器をつけて10万円」という形になりました。 この辺は家電大型店で購入するメリットでしょうか。
PS. 我が家のPCの歴史ですが,次のようにメーカーを変えまくってきました。まさに節操がない感じです。この中の初代ダイナブックですが,故障しているのですが,いまだに納戸の奥に残っています。
シャープ
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東芝(MS-DOS) IBM(Win95)
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_ DELL(XP) ゲートウェイ(Win98)
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_ ↓ NEC(XP)
_ ↓ ↓ パナソニック(XP)
_ ↓ ヒューレットパッカード(Vista)
東芝(Win7) ↓ ↓
(昨日購入)