2017年1月29日日曜日

シャープペンで赤鉛筆に挑戦中。デルガード0.7mm+クルトガ用の赤芯で試してみましたが...

本や切り抜いた新聞・雑誌記事など読む時は,傍線を引きながら読む方が頭に入る気がします。場合にもよりますが,感想なども書き記したくなります。そういう時,やはり赤鉛筆を使いたくなります。蛍光ペンのマーカーでも良いのですが,昔から赤鉛筆の方が良いなぁと思います。蛍光ペンだと文字を書くときは別のペンに変える必要がありますね。それとどうも仕事をしている感じになります。

というわけで,昔から色々な赤鉛筆的な文房具を暇を見ては探しています(文房具売り場巡りが趣味といった方が正確ですが)。

元祖赤鉛筆は書き心地も発色もいちばん良く,赤丸の目印を付けるにはいちばん良いのですが,どうしてもすぐに丸くなるので,均質な太さにならないのが気になります。

少し前,コクヨから1.3mmの赤鉛筆タイプのシャープペンが出ました。小学生向けシャープペンなのですが,赤鉛筆と同じような感じで使えます。ただし,文字を書くにはちょっと太い感じです。それと芯が短くなってくると,書き心地が悪くなります(太目の芯のシャープペンはどれもこんな感じですが...)。

フリクションが登場してからは,この赤が良い感じなのですが,フリクションスリムの場合,細いせいか,インクの出が悪いことがあります。また,そもそもが「消えるインク」ということで,どうしても通常のインクよりは発色というか書き心地が悪い気がします。
下から赤鉛筆,フリクションスリム,コクヨの赤鉛筆型シャープペン
本日,某文房具店に行ってみたところ,クルトガ用の赤鉛筆0.7mmというのを宣伝しているのを見かけました。次のような商品です。
http://www.mpuni.co.jp/news/pressrelease/detail/20140905140319.html

ユニナノダイヤ カラー赤芯 0.7mmという商品です。クルトガについては,0.5mm用の本体は持っているのですが,どうもクルトガについては,書き心地がいまいちな気がします。力を入れるとグニャっとなる感じがします。

最近のシャープペンの中では,「芯が折れない」という宣伝文句のデルガードが気に入っています。結構,カッチリした安定感のある書き心地だと思います。この際,合わせ技でユニの赤芯+デルガードという組み合わせにしてみました。1.3mmほど太くならないので,かなり理想に近い気がしました。特に切り抜いた新聞記事などに傍線を引くには,ぴったりだと思います。
デルガードは白のボディですが,赤い芯を入れてみました。
ただし...シャープペンの赤芯は,やはり,普通のゲルインクなどよりは発色は悪いですね。ということで,キリなくまだまだ探求は続きそうです。



以下,全然関係ありませんが,本日の昼食は久しぶりに家族と外出し,「8番らーめん」を食べました。やはり,昔から馴じんでいる,野菜ラーメンの味は,落ち着きます。


2017年1月9日月曜日

【音盤獺祭】正月休みにレコード・プレーヤーを購入。懐かしさに浸りつつ,久しぶりにスイトナー指揮ドレスデン国立の「ハフナー」交響曲を聞いて,CD版との違いを発見

今年の正月休み,実はレコード・プレーヤーを買ってしまいました。

我が家には,私が中学生の頃から大学前半頃に買ったLPレコードが数百枚残っています(多分200枚ぐらい)。LPレコードを熱心に買っていた期間は10年にも満たず,今から思えば,それほど長くないですね。数的には月2枚ぐらい買っていた(買ってもらっていた)ような計算になります。

ここ数年はレコードプレーヤーがない状態で,PHONOの端子の付いたアンプも処分してしまったので,「もうLPレコードは聞くことはないかな」とも思っていたのですが,妙に聞きたくなってしまい,約1万円ぐらいをかけて,audio-technicaのレコードプレーヤーを買ってしまいました。

このプレーヤーを買ったのには深い意味がなく,たまたま電気店にあったからです。それとフォノイコライザー内蔵なので,取りあえず赤白の音声出力端子をアンプに差し込めば音がなるという点に引かれました。次の製品です。
https://www.audio-technica.co.jp/atj/show_model.php?modelId=294

というわけで懐かしのLPを少しづつ聞いています。

まず聞いたのは,最初に自分で選んで買ったショルティ指揮シカゴ交響楽団によるベートーヴェンの「英雄」。続いては,この前のOEKの定期公演にちなみ,オットマール・スイトナー指揮ドレスデン国立管弦楽団による,モーツァルトの交響曲第35,36,38番のLPです。

EMIの廉価版のレーベルにセラフィムというのがあったのですが,この緑色のジャケットが今となっては相当懐かしいですね。このLPですが,中学と高校の時の定期試験の前日に何となくお守りのように毎回聞いていました。必ず針音の入る場所があるのですが,それを久しぶりに聞いてさらに懐かしくなりました。

音自体はやはりCDと比べるとクリアさが不足するのですが,その分,暖かみを感じさせる部分があります。それと,どうしてもプレーヤーの前でしっかりと聞くという形になるので,1枚ずつじっくりと聞いてしまいます。レコード針がレコード盤の上を動いていくというのは,考えてみると非常に繊細な動作です。SPレコードはさらにその上を行くのかもしれませんが,クラシック音楽の音盤を自宅で楽しむとしたら,LPレコードぐらいがいちばんよいのでは,という気もします。

このスイトナーのモーツァルトなのですが,CD時代になりBerlin Classicsというレーベルから再発売されています(考えてみると当時スイトナーはドイツ・シャルプラッテンというレーベルからモーツァルトの交響曲集のCDを出していたので,なぜ,35,36,38だけセラフィムから出ていたのが謎ですが,その辺は何か録音契約上の理由があったのでしょう)。実はこちらも持っています。

今回こちらの方も聞いてみたのですが...収録内容が微妙に違っていることに気づいてしまいました。LPに収録されている「ハフナー」交響曲は,第1楽章の呈示部の繰り返しを行っており,7:04なのに対し,CDの方は繰り返しを行っておらず4:56という時間になっています。2分ほど違うことになります。

LPの解説では(懐かしの故宇野功芳さんによるものです),「モーツァルトの自筆楽譜に従って繰り返しをしている」と書かれているのですが,実演を含め,後にも先にも,このスイトナーのLP以外で聞いたことがありません。

この理由は謎なのですが,CDのトータル収録時間の関係かもしれません。このセラフィムのLPは,考えてみると相当の長時間LPで76分にもなります。この「ぎっしり詰まっているお得感」も当時購入した理由だったと思います。CDについては,当初,74分が上限などと言われていましたので,もしかしたらこの上限を考慮して「ハフナー」の第1楽章の繰り返しをカットしたのかもしれません。

ただし,CDについてはその後,80分ぐらい収録されたものも出てきているので,技術的にな問題ない気もします。Berlin ClassicsのCDは2002年頃に発売されたものなので,多分長時間でも問題ない気はするのですが...微妙な年代でしょうか。

というわけで,このLPレコード自体,色々な点で「曲者」で,希少価値があるのかもしれないですね。

クラシック音楽以外では,久しぶりに松田聖子のLPなどを聞いてしまいました。「風立ちぬ」です。

気分的には,こちらの方がさらに「時代ごと蘇る」という感じになりますね。松田聖子については「ユートピア」というアルバムも懐かしいですね(この頃からCDと共存になりつつあったはずです)。中古LPがあれば,探してみるかな?

2017年1月1日日曜日

あけましておめでとうございます。例年どおりお節料理を食べた後,大賑わいの尾山神社へ。待ち時間を利用して運勢と性格についても考察

新年あけましておめでとうございます。

昨晩の紅白歌合戦は,あれこれ「冒険し過ぎ」で一つのショーとしての流れが悪かったと思います。来年は「原点に戻る」という方向になることを期待しています。

本日は8:00過ぎに起きた後,例年通り,お節料理を食べた後,家族で初詣に行き,親戚にあいさつ,という流れで過ごしました。

今年のおせち料理はこんな感じ。一応,お屠蘇用の日本酒も用意しました。金沢らしく,金箔入りのお酒にしてみました。
その後,例年通り尾山神社に初詣へ。ダラダラと行動しているうちに,お昼頃になってしまいました。晴天だったこともあり,参拝客が沢山おり,長い列が出来ていました。30分ぐらい待ちました。


神門の下まで来たところ,誕生日別の運勢占いが置いてあったので,家族と共についつい購入。これは結構良い商売になるかもしれません。
下の写真は家族の占いです。よく見ると...「必要のない事項は除いて読むこと」などと書いてありました。これだったら,結構,都合のよいように当てはまるかもしれません。
ちなみに私の方には,次のようなことが書いてありました。

あなたの運勢は見渡す限りの青田の稲の日に日に伸び行くが如き象である。業務に一層精出せば遠からず幸福を得られよう

仕事に精を出せば報われるということのようです。

希望 貴方の真面目な行為は十二分に好結果を生むでしょう。この上とも何事によらず正直になりなさい。

真面目に,正直に生きることにします。

病気 気を弛めず養生なさい

養生を意識して生活します。  以下省略

もう一つ,「あなたの性格」というのも入っていたので読んでみると次のようなことが書いてありました。

貴方の性格は,独立心が強く,勤勉ですが,個性が強いので,虚栄心が発達しています。

あまり合っていない気がしますが....栄心は誰にでもあるかもしれませんね。

あらゆる機会を活用する能力を有し,適応性に富んでおりますので,自分の最良のペースで事をすすめる事ができるのは最大の長所である。

確かに「適応性」には結構富んでいるかも。

波に乗って強引に事を進めるのは良いが,情熱を制御しないと生活に破綻をきたす恐れがあるので,なおも冷静に反省して,円満な常識家であるよう努めるべきである。

これも誰にでも当てはまりそうです。「円満な常識家」というのは,今時,結構新鮮なフレーズですね。これを意識しようかなと思います。

あなたは自らを持するにきびしいので,他に対する情愛に欠けるところがある。つねに反省し同情心を養い敵を作らぬことである。

「他に対する情愛」―これも重要ですね。

その後,いくつか金言が書いてありました。せっかくなので,今年の座右の銘に使おうかなと思います。どうも「反省」が必要なようです。

反省のない魂は守り手のない財産のように破滅する(ヤング)
我日に三度我が身を省みる。人のために,はかりて忠ならざるか,朋友と交わりて信ならざるか,習わざるを伝えしか(論語)

最後にもう一つ。
過ちをかるく受け流していると 度々それを繰り返すことになる

運勢と性格について考察を進めているうちに列が進み,境内へ。






以下のように,人数を区切って参拝。列の方は長かったけれども,少し待つぐらいの方が参拝気分が盛り上がる面もありますね。

参拝終了。本日はしいのき迎賓館の地下駐車場に留めたのですが...何と駐車券を紛失。もともと小さい券のようなものを何処に入れたか探し回ることが非常に多いのですが,新年早々,本当に紛失してしまいました。困ったものです。上着・カバンのポケットまたは財布ぐらいしか入れ場所はないはずですが,一体どこへ?

先ほどの次の言葉が早速身に染みました。
過ちをかるく受け流していると 度々それを繰り返すことになる

幸い,しいのき迎賓館の担当の方に連絡をして,駐車券を再発行してもらい,事なきを得ました。さらに良かったのは,しいのき迎賓館の割引が使えることもその時に分かりました。30分350円分が無料になったので,その後の料金だけで済みました。

最後にしいのき迎賓館の受付に置いてあった鏡餅。金沢らしくちゃんと紅白になっていました。

それでは,本年もよろしくお願いいたします。