2015年9月26日土曜日

連休後半は白山麓にドライブ。白山比咩神社→鳥越そば→ミントレイノ。お土産は,とち餅。我が家の定番コースです。

この前の5連休は,良い天候に恵まれました。休みの後半の22日は,家族で白山麓方面まで軽くドライブをしてきました。

まず最初に,旧鶴来町(白山市は範囲が広すぎるので,やはり旧町名で呼ぶ方が分かりやすい)の白山比咩神社へ。この神社は,全国にある白山神社の総本宮です。大きな木に囲まれている,神社らしい神社だと思います。


神社の駐車場から獅子吼高原方面を撮影。いつもは飛んでいるハングライダーは全然飛んでいませんでした。それにしても良い天気でした。


その後,旧鳥越村へ。その道の駅に行き,昼食にソバを食べました。大変賑わっており,しばらく待たされたのですが,その間に道の駅でお土産物を見ていたので退屈はしませんでした。

今回はニシンそばを食べました。

家族のカバンを見ると,いつの間にか「まれ」グッズの魔女姫様がくっついていました。ドラマの最後の方では,リアルにこれぐらいの大きさのストラップも登場していましたね。

その後,旧尾口村のミントレイノへ。以前は植物園などがあったのですが,現在はなくなっており,ハーブティーなどを出す店になっていました。いつもドライブでこの辺りまで来て戻るのですが,慣れたコースをのんびり走るというのは良いものです。

最後に道の駅瀬女へ。なぜかクラシックなスポーツカーが駐車場に沢山並んでいました。金沢で関連のイベントがあったようです。




お土産は,とち餅。白山麓に行くたびに買っている餅ですが,ちょっと渋みというか苦味があるのが癖になります。今回は,枝豆の塩せんべいも,いっしょに衝動買い


というわけで,我が家の定番ドライブコースでした。





2015年9月21日月曜日

連休中日は,横安江町商店街→カレー選手権。さらに金沢ジャズ・ストリートの気分だけ味わってきました。

今年の9月の連休は,数年に一度の豪華5連休ということで,金沢は行楽日和が続いています。今日は特にすることがなかったのです,本日もふらふらと自転車で出歩いてみました。

まず,横安江町商店街(今は別の名前かも?)でやっていた,「よこっちょ・ポッケマート」へ。定期的に行っているイベントですが,結構沢山の店が出店しているので,眺めるだけでも楽しいイベントです。それと,商店街の真ん中に東別院があるのが良いですね。「男はつらいよ」の柴又的雰囲気でしょうか(行ったことはないのですが),こういうお祭りが似合う街並みだと思います。

今回は,以前から気になっていた「平べったい石を使ったダル」(100円)を購入。子どもだまし...というか,親だましですが,これにて敬老の日のプレゼントに代えさせてもらいました。


この石の重さと滑らかさは,手に取ってもてあそぶのに丁度良いので,「悪くはない」とは思います。

ちなみに私の妹の母への,敬老の日のプレゼントは次でした,それにしても,すごい売れ行きですね。

その後,JR金沢駅方面へ。数年前まで,金沢駅~武蔵交差点というのは,人通りがそれほど多くなかったのですが,新幹線開通後は,状況が変わりましたね。常に人が歩いているようになりました。

金沢都ホテル地下では,カナザワ映画祭(これもいつの間にか定着)をやっていたのですが,旧ロキシー前の古本市を眺めるだけにしておきました。それにしても,都ホテル地下商店街の構造は複雑です。場末感もたっぷりで,別世界に来た感じになります。これはこれで,映画館の雰囲気にも合っているので,「昭和末期の金沢」として残しておいて欲しいくらいです。

のままJR金沢駅地下広場へ。ここでは「ご当地カレー&スイーツ選手権(何か「まれ」に出てきそうなネーミング)」というのをやっていました。カレーとスイーツが両立するのかかなり謎でしたが,とりあえず昼食として,カレーを食べました。ボリュームは多くなかったのですが,どれも500円でした。

選んだカレーは,「あさりの能登塩カレー」。「まんで,うまい」とか「能登の塩」とか,これまた「まれ」に出てきそうな言葉に釣られてしまいました。


美味しかったのですが,「カレーに入れなくても...」という気がしました。私としては,やはり,濃い「金沢カレー」(カツカレー)の方が好みでした。

投票を行い(1個しか食べていないので,能登塩カレーに入れました),がらぽん抽選で外れた後,今度は石川四高記念公園へ。

ここでは,9月恒例の「金沢ジャズストリート」のビッグ・バンド公演をやっていました。屋台も出ており,「飲み食いしながら,のんびり音楽を楽しむ」という気分になっていました。



その後は,某場所で読書。読書するのににちょうど良い場所を見つけてしまいした。この場所は,秘密です。

PS. JE金沢駅 もてなしドームでも,ジャズを演奏していました。この場所での演奏は。ラ・フォル・ジュルネ同様,インパクトがありますね。




2015年9月20日日曜日

金沢21美の新展覧会「誰が世界を翻訳するか」へ。楽しめそうな内容でした。その後オープン直後の片町きららのLOFTへ。賑わってました。午後からは県立美術館「鴨居玲展」。見ごたえありました。

昨日19日の金沢は,天候が良かった上,湿気が低かったので,自転車で市内を巡るのに丁度でした。観光客も大勢いました。

まず,昨日から始まった金沢21世紀美術館主催の展覧会「ザ・コンテンポラリー2:誰が世界を翻訳するのか」へ。今日のところは,ザッと一回りしたのですが,見ていて楽しい展示が多い感じでした。それと,「写真撮影可」の展示が大半で,展示を撮影している人が多いのが目立ちました。現代アートの中には,コピーされることを気にしない作品。むしろ,コピーされ,共有されることを意図している作品もあるような気がします。21美も,撮影の方針を変えてきているのかもしれないですね。




タレルの部屋は,青空と雲の感じが丁度良い感じでした。丁度,飛行機が通り過ぎていきました。写真にも一応写っています。

その後,前日にオープンしたばかりの片町きららに行ってきました。外観はこんな感じです。


建物の前に屋根とスペースがあるので,吹奏楽などのイベントに使えるかもしれません。

店の中で関心があるのは...金沢初進出のLOFTです。いろいろと楽し気なグッズがあり,見ているだけで楽しめました。LOFTについては,他の都市に行った時に何回か行ったことはあるので,目新しい感じはしませんが,時々,出かけてみたいと思います。

本日は,最近,よく使っているフリクション・スリムの「ちょっと高級版」(\1000)とルーズリーフのノートを入れるケースを,例のプレミアム商品券で買ってみました。

一旦帰宅した後,今度は石川県立美術館で行われている「鴨居玲展:踊り候へ」へ。



鴨居玲は,金沢出身の画家ということで,その作品は,石川県立美術館の常設展の中にも含まれているのですが,今回は,没後30年を記念し,活動を開始した1950年頃から亡くなった1985年までの作品100点が展示されていました。

この鴨居玲展は,少し前まで東京駅内の美術館で行っていたのですが,北陸新幹線開業記念ということで,東京→金沢という移動になったようです(絵画自体は,新幹線では運んでいないと思いますが),

鴨居玲の作品は,暗い色調の自画像などの人物画か教会を描いた中心で,モチーフ的にも色合い的にも統一感があります。一つ一つの作品の持つ,力もすごいのですが,セットで見ると,鴨居玲の人間へのこだわりの強さがしっかり伝わってきます。

ロビーでは,以前「新日曜美術館」で放送されたことのある鴨居へのインタビューが流されていましたが,そこで語っていた,誰もが心の底に持っている暗い部分へのこだわりが,作品の根底にあると感じました。

最近読んだ村上春樹の本でも,「自分の心の深いところまで降りて行って...」ということが書かれていましたが,人間への深いこだわりが,アートには不可欠といえそうです。

その一方で,絵自体には,日本の風土を全く感じさせないような,格好良さが漂っています。これもまた魅力だと思います。鴨居さん自身の肖像写真にもイメージどおりの格好良さがありますね。

展覧会を観終わった後,ミュージアムショップで記念に絵ハガキ4枚セットとメモ帳を購入。私も人並みに,生きるのに辛さを感じることがあるのですが(生きていれば誰にでもあることですね),そういう時にでも鴨居の絵をちょっと眺めて,自分自身の心の底に降りていけないかな,と考えています。



2015年9月13日日曜日

久しぶりの晴天。自転車で出かけ,村上春樹「職業としての小説家」を紀伊国屋で購入。その後,池月の「ひやおろし」

金沢ではこのところ雨や曇の日が続いており,9月になって太陽をほとんど見ていない感じです。12日の土曜日は,朝から好天になりました。


次のような記事を見かけたので,「それでは...」という感じで自転車で香林坊大和の紀伊国屋まで行って買いに行くことにしました。

ネット対抗、紀伊国屋の逆襲 村上春樹さん新刊発売
http://digital.asahi.com/articles/ASH995DL8H99PTFC00X.html

もともと村上さんの作品が好きで,いろいろと読んできました。小説についてはストーリーが面白いというよりは,日常生活の中で,別世界の物語にしっかりと浸らせてくれることが好きな理由です。実のところ,小説を読むのが苦手なのですが,村上さんのもったぶったところのないプレインな文体については,「合っている」と感じます。

紀伊国屋書店では例のプレミアム商品券を使って購入しました(プレミアムというからには,特典を使って何か非日常的なものを買いたくなります)。


せっかくなので,家に帰る前に読んでみたいと思い,21世紀美術館の中で最初の2章ぐらいを読んでみました。


今回の「職業としての小説家」という作品は,「初の自伝的エッセー」ということで,村上さんの文学や小説,文壇や文学賞などについて(後半はまだ読んでいませんが)の考えが書かれています。想定される質問を意識して書いているような感じで,その点では,読者からの質問への回答を集めた「村上さんのところ」と重なる部分があるのですが,より丁寧に書かれています。

タイトルはマックス・ウェーバーの「職業としての学問」を意識していると思います。同様に小説家として生きるための覚悟のようなものを伝えておきたいという気持ちがあるのだと思います。いつものエッセーよりは,文体はややかしこまった感じはしますが(上から目線に感じられないように気遣っている感じ),読みやすいので,残りの章もじっくりと読んてみたいと思います。

ちなみに,紀伊国屋でしか売っていないと思っていたこの本ですが...金沢市内の他の書店でもしっかり売っていました。


奥付の日付は,9月17日と「未来の日付」になっていました。こういう発行日はどうやって決めるのでしょうか?

本と一緒に買ったのが,「PENtONE(ペントネ)」というペンタイプの付箋です。
http://www.kanmido.co.jp/news_2015/0403_pentone.html

こういうアイデア商品のような新製品に弱く,ついつい購入してみました。付箋は,意外に持ち運びに不便なのですが,こういう形だとペンと同様に扱えます。

使ってみた感じですが,ちょっと慣れるのにコツがいると思いました。ロール状の付箋を引っ張り出して,切り取って使うのですが,変な引っ張り方をしたら,2枚分同時に切り取れてしまい...いきなり分解してロールをセットし直すことになりました。

定番商品になるかは分かりませんが,裏面は,ほぼ全面糊でしっかりくっつき,半透明なので(付箋部分には色々な種類があるようです),本の本文に掛かっても文字が読めるので使いやすいと思いました。

市内では「かわいいね金沢EXPO」というイベントを各所でやっていましたが...ちょっと眺めるだけにしておきました。
http://kawaiine-kanazawa.com/



しいのき迎賓館裏では,何かのイベントでマツダ自動車の赤い車が集結していました。

彫刻のイベントの準備を行っているようで,いきなり不思議なオブジェが野外に出ていました。「オズの魔法使い」に出てくるブリキ男が一休みしている感じですね。



そして,帰宅途中,近所の酒屋で,ひやおろしの日本酒を購入。能登の池月にしました。気のせいか,このところ,能登の日本酒ばかり飲んでいます。