まず，金沢21世紀美術館へ。オーケストラ・アンサンブル金沢の新シリーズが始まるのと同じような感じで，毎年9月に美術館の展示が切り替わります。まずはこれを見てきました。
今日から始まったのは，「粟津潔，マクリヒロゲル１：美術が野を走る：粟津潔とパフォーマンス」と「コレクション展II：感光と定着」です。8月までのレアンドロ展が立体物中心だったのに対し，今回は写真を中心に2次元作品が中心です。ビデオ作品がないのも珍しいですね。今日はザッと見るだけにとどめておきました。
その他，「鈴木康広「見立て」の実験室」と「アペルト１ 金光男 White light White heat」も無料ゾーンで始まっていました。どちらも写真撮影可になっていました。
「見立て」の方は，21美をバウムクーヘンに「見立てる」とか，かなり遊び心のある企画のようです。
今日は，「「大きな空気の人」あらわる！」というオープニング・プログラムをやっており，21美の外の芝生の上に「大きな空気の人」が横たわっていました。これは，今日だけにとどめるにはもったいない企画かもしれません。
今日から連休ということで，「レアンドロのプール」付近も大勢の人でにぎわっていました。こうやってみると，見知らぬ人どうしが，プールの上下でコミュニケーションを取っているのが面白いですね。
今日の空は雲の具合が”絶妙”でした。「雲を図る男」も，リアルに雲の大きさを図っているように見えました。
「タレルの部屋」の方も楽しかったですね。角度を変えると雲の量が全然違うのが面白いところです。
外の芝生と木と青空と雲の加減も”絶妙”でした。
なぜか”鍵”を集めていました。そのうち展示に使うのでしょうか？
続いて柿木畠方面へ。もっきりや前に「金沢ジャズストリート」のポスターが出ていました。
いしかわ四高記念公園（旧中央公園）に行ってみると，野外でビッグバンドが演奏中（国立音楽大学のバンドでした）。先週のオクトーバー・フェストとはまた違った「よい雰囲気」が出ていました。
その後，JR金沢駅方面へ。こちらでも「野外でジャズ」をやっていました。ホテル日航の地下通路付近です。
鼓門下です。ラ・フォル・ジュルネ金沢と同じスタイルですね。
その後，フォーラスのタワーレコードへ。
先月「ロリン・マゼール指揮クリーヴランド管弦楽団の幻想交響曲を聞いてみたい」と思ってから，このCDのことが妙に気になっていました。「きっとあるはず」と思い探してみたのですが...残念ながら1枚モノではありませんでした。もしかしたら，ボックスセットの中にあるかも...と思い探してみると...ありました。
ただし5000円以上でした。どうしようか？と思いつつ，よくよく内容を確認すると，驚いたことに30枚セットという大規模なセットでした。「単純計算すると1枚200円ぐらい。お得だ」「聞く時間はあるのか」「ベートーヴェンの交響曲全集，シベリウスの交響曲全集，R.シュトラウスの主要管弦楽曲...どれも聞いたことがないな」「かなりかさばるな」「マゼール追悼」とか色々な思いが交錯したのですが，結局，買うことにしました。
↑この写真は帰宅後撮影したものです。左が幻想交響曲，右がツァラトゥストラのCDジャケット。紙ジャケットのそれぞれがオリジナル・ジャケット写真を使っているようです。これは嬉しいですね。ツァラトゥストラの方はいかにもマゼールという感じの写真です。
その後，スターバックスコーヒーへ。実はこれまでスターバックスにはほとんど出かけたことはなかったのですが（やはり最低でも300円ぐらいはかかるので），8月にたまたまスターバックスの「普通のコーヒー」を飲んでみてから「うまい。しっかりした味が一味違う」と思うようになり，マイブームのような状況になっています。
コーヒーを飲みながら，買ったばかりのCDの内容を確認し（こういうのを一度やってみたかった），徒然なるままに文章を書き，本屋から取ってきた無料PR誌などを読んだりして，1時間ほど過ごしました。
「家の中で過ごすよりも充実した感じがするなぁ」ということで，こちらも「新たな習慣」になるかもしれません。スターバックスに限らず，色々めぐってみるのも良いかもしれません。
その後，フォーラスの上の方から金沢駅方面を眺めてみました。北陸鉄道のバスがグルグルと回っていました。こういう光景をボーッと眺めるのも，実は好きだったりします。
そうこうするうちに，かなり夕暮れに。「金沢おどり」のぼんぼりも点灯。
その後，再度，いしかわ四高記念公園に戻ってみました。夕方の方が涼しくて過ごしやすい上に，良いムードがあると思いました。
今日は通り抜けただけだったのですが，あと２日あるので，今度は野外で飲食しながら楽しんでみるかな...という気分になりました。
最後に兼六園付近から，いしかわ四高記念公園方面を振り返ってみると...
影絵のような光景が広がっていました。いかにもジャズといったムードの夕暮れでした。
