2011年3月21日月曜日

タイヤを交換し、車内を掃除しながら考えてみました。

これから月末にかけてあれこれ忙しくなってきそうなので、昨日は、車のタイヤをノーマルタイヤに交換しました。その後、車内に掃除機をかけました。マットが黒っぽいので砂埃が目立ちやすいのですが、逆に言うと、目立つ方が掃除をするので良いとも言えます。こういう力仕事は、たまにやるには良いものです。無心になれるので気分転換になります。

とはいえ、作業をしながら、あれこれと東北の大震災とその後のことなどをついつい考えてしまいます。
  • 東京は東北地方からの電力に支えられていたんだ。
  • 電力が不足しているならば、節約するしかないか。
  • そうなると世の中のものに優先順位をつけないといけない。
  • プロ野球のナイトゲームの優先順位は下かな?
  • だけどプロ野球の選手や会社としてはやりたいだろう。
  • コンサートもキャンセルが相次いでいる。いつまで続くのだろう。
  • クラウドは便利といっても停電になったら、お手上げ
  • オール電化もこうなってくると不便か?
  • 取りあえず、都心部の自動販売機を可能な限り撤去したらどうか?
  • しかし、自動販売機の業者は困るだろう ...
食物連鎖のようにあれこれ思いがつながっていきます。石原東京都知事は、今回の地震について「天罰」と言って、物議をかもしましたが、「我欲を洗い流す」という点については、「停電」という形で、実際にそういう状況になりつつある気がします。「天罰」という言葉は悪かったと思いますが、地震の結果、現在の日本社会(特に東京)が我欲で成り立っていたことが明らかになった気がします。

資本主義が人間の欲で成り立っていることは当然だし、人それぞれに大切だと考える欲が違うことも事実ですが、今回の地震と停電をきっかけに、社会全体の質素な生活への指向が高まるような気がします。そのことと景気の回復を両立できるのか?復興のためには消費税の増税をしないとだめなのか?...やはり考え始めるとキリがなくなってしまいます。

2011年3月17日木曜日

ブルックナーの交響曲をずっと聞いていたい。

この1週間は,職場関係で3回も飲みに出かけないといけません。もともと3月は送別会シーズンですが,今年は早目に宴会が集中してしまいました。3月11日の大震災の後,無常感のようなものに襲われることがあり,その気晴らしになっている面はありますが,やはり疲れます。

そういう中,ここ数日,なぜかブルックナーの交響曲(何番でも良いのです)を聞きたくてたまらず,ただただ,その交響曲ばかり聞いています。ブルックナーの曲については,どこまで行っても同じような景色が続くようで退屈に感じられることが多く,これまで,熱心に聴いてこなかったのですが,今は反対にそれが安心感や心地良さに感じられます。

聞いていると壮大な風景が見えてくる気がしてきます。もしかしたら,津波によって失われた東北地方の海岸部の景色への憧憬なのかもしれません。 ただし,具体的な景色が見えるというわけでもありません。宇宙的な大きな何かに包まれているような感覚です。ブルックナーといえば,山の音楽という印象を持っていたのですが,今聞くと,人間の存在を超えた,ただただ大きな音楽に思えてきます。

というわけで,しばらくはブルックナーに浸り続けようと思います。

2011年3月13日日曜日

今日は何もする気の起こらない一日でした。

読書をする気にもならず,音楽を聞く気にもならず,ただ,テレビを見て過ごしていました。どのチャンネルも地震の報道ばかりで,民放を見てもコマーシャルが全く入りません。こういう日は,過去に経験したことはありません。

それだけ地震の被害が大きかったのだと思います。あまりにも被災地の範囲が広く,どこから手を付けるべきなのか見当もつきません。地形だけではなく,コミュニティ自体が崩壊してしまった町もあるようです。こういう時に何ができるか?と考えてみているのですが,やはりよく分かりません。
マイケル・サンデル教授は授業の中で,正義について語っていましたが,今回の災害では,リアルな世界での正義について,重い問いを突きつけられている人々が大勢いる気がします。

ここ数ヶ月,国内でもそれなりにいろいろなニュースはありましたが,それらがすべて小さく見えてしまう気がします。日本人に対し,「まとまりなさい」と神が大きな試練を与えているような気がしてなりません。「何も悪いことをしていない人たちに対して何故?」という思いもありますが,それが自然の持つ本当の恐ろしさなのかもしれません。

2011年3月12日土曜日

大地震・大津波の恐怖。救助活動が進みますように。

昨日、東北地方で起こった地震ですが、大変なことになっています。面積的に、これだけ広い範囲に影響を出した(まだ進行形ですが)地震はこれまでなかったと思います。

これから徐々に被害の全貌がわかってくると思うのですが、特に大津波の被害が計り知れないほど甚大なようです。 東北地方沿岸部の状況が特に気になります。地震の影響で地盤沈下が起こり、陸地が物理的に海に沈んでしまった地区もあるようで、これから住む場所に困る人が大勢出てくるのではないかと心配になります。

救助活動が一刻も早く進むこと、2次的な被害がこれ以上広がらないことを祈っています。


PS.金沢でもそれなりに揺れたらしいのですが、私のいた建物では、ほとんど揺れは感じませんでした。金沢駅では、雷鳥のラストランをやっていましたが(私の方は、のんきなことに、昨晩は職場の宴会だったのですが)、それどころではなくなってしまいました。

2011年3月6日日曜日

[我が家のいやげもの]京都八ツ橋ドロップス[京都限定]の空き缶

昨年,京都に行った時に買ってきたお土産です。このドロップス自体は,普通に美味しかったのですが,空き缶になってしまった後,私の性格としては,何となく捨てるのに躊躇してしまいます。「京都限定」とか,「八ツ橋」と「ドロップ」を掛け合わせた,”お宝的感覚”に反応してしまうのです。

 画鋲とかクリップとかボタンとかでも入れられるかな?と考えたのですが...我が家にはそれほど画鋲もクリップもボタンもないので,廃棄ということにしたいと思います。味の方ですが,甘いニッキ飴という感じでしたので,その点でも目新しさはなかったかもしれません。

[我が家の楽器]ただただ,うるさいだけのオモチャのクラクション

これは,楽器とは言えないと思うのですが,オモチャのクラクションが出てきました。右のようなものです。

宴会を盛上げるために買った記憶がかすかにあるのですが,定かではありません。この音なのですが,異様にうるさいですね。耳に突き刺さるような感じです。何に使えるか考えているのですが,ガーシュインの「パリのアメリカ人」ぐらいでしょうか?

私自身,この曲を演奏する予定は全くありませんので,楽器というよりは,「いやげもの」と判断し,廃棄することに決定しました。

ノートパソコンを購入。原点に戻ってダイナブックに。ついでにお店のポイントで炊飯器も購入

最終的に購入したダイナブック
我が家の中で(同時に)パソコンを使う人数が増えてきたので,パソコンを1台追加で購入することにしました。我が家には,私がいつも使っているVistaのノートとXPのデスクトップの2台(それとiPad)が既にあるのですが,XPの方は,購入して約10年がたち,起動するのにやたらと時間がかかるようになったので,「新しいのが欲しい」という声が高まっていました。その声に今回,応えることにしました。

近年のパソコンについてはテレビとの区別が付きにくくなっています。また,「どれでも同じ」という感がどんどん強くなっています。とりあえずは,メーカーや機種を全く決めず,あまり高すぎず,快適に使えるもの,という基準で昨日,電機店のPCコーナーに行きました。

私自身,パソコンの機種には全く興味がなくなってしまいました(気にしだすと仕事を思い出して嫌になってしまうのです)。カタログを見るのもめんどうなので,店員さんと会話しながら,決めていくことにしました。最終的には東芝のダイナブックのノートの15.6インチのものにしたのですが,次のような過程で決めました。

  • 子供が勉強にも使う。「地デジ」があってもロクなことはないので,不要
  • 子供の運動会を撮影して,ブルーレイに残す,ということもないだろう(あったとしてもDVDで十分)。ソフトを購入することもこの先,当面ないだろう。ということで,ブルーレイも不要
  • ある程度画面が大きい方が良い。これは奥様の要望。
  • ただし,家の中で持ち歩ける方が良い。バッテリーによる作動時間と両立させるのは難しいことが分かったので,基本的にACアダプターを使うことにして,15.6インチのノートにすることに。
  • 起動や動作は速い方が良い。というわけで,メモリーは4GBでCPUは高性能なものに。
  • Officeは,やはり入っていた方が良い。

こういう条件を店の人を話しながら明確にしていくうちに,各社(NEC,富士通,東芝,SONYで比較)ともに段々と絞られてきました。ここで再度,店の人のアドバイスを聞いてみたところ,メーカーにこだわらないのならば,東芝のものがいちばんコストパフォーマンスが高い,とのことでした。

この辺りで東芝に半分ぐらい決めました。その後は,キーボードの形などを比較しました。各キーの間にスペースがあるもの,オーソドックスなもの...いろいろ流行があるようでした。東芝のものは,平べったい感じでしたが,実は職場で東芝の小型ノートPCを使っていたので,何となく馴染みがあります。この機種は安定して動いていたので,悪くはないだろうと判断し,機種を決めました。結局は,店員さんの意見と職場での経験が判断基準になったようです。

自宅に持ち帰り,セットアップをしてみたのですが,以前に比べると設定が簡単だと思いました。起動までの時間も非常に速い上,音も静かで,使っていて安定感があります。10万円ほどだったのですが,この価格も以前の感覚からするとかなり安いのではないかと思います。

東芝のパソコンといえば,今から20年以上前,ダイナブックという元祖ノートPCがヒットしたことを思い出します。実は,我が家にもありました。モノクロのディスプレイで,ハードディスクもなく,MS-DOSで動き,今の感覚からするとかなり重かったと思います(「隔世の感」というやつですね)。それでも愛着を持って使っていました。今回,ダイナブックを購入したのは,そのような潜在意識が働いたのかもしれません。

今回,お店のポイントカードが1万円以上ついたので,それを使って,もう一つの懸案事項だった炊飯器も買い換えることができました。実は,数日前から炊飯器の電源コンセントの接触が悪く四苦八苦していたのです。修理してもそれなりにお金が掛かるので,今回のポイントを使って7000円程度のものを購入しました(図らずもこちらも東芝製品になってしまいました。)。

ジャパネット高田では,「パソコンにプリンタをつけて,9万8000円」というようなパターンがありそうですが,今回の場合,「パソコンと炊飯器をつけて10万円」という形になりました。 この辺は家電大型店で購入するメリットでしょうか。

PS. 我が家のPCの歴史ですが,次のようにメーカーを変えまくってきました。まさに節操がない感じです。この中の初代ダイナブックですが,故障しているのですが,いまだに納戸の奥に残っています。

シャープ

東芝(MS-DOS)  IBM(Win95)
_                        ↓ 
_         DELL(XP) ゲートウェイ(Win98)
_                 ↓             ↓
_                   ↓      NEC(XP) 
_                   ↓        ↓    パナソニック(XP)      
_                   ↓    ヒューレットパッカード(Vista)
東芝(Win7)   ↓         ↓                
(昨日購入)

2011年3月3日木曜日

今日はひな祭り。チラシ寿司+ハマグリのお吸い物

今日は3月3日のひな祭りということで,夕食はチラシ寿司とハマグリのお吸い物でした。何か謂れがあるのだと思いますが,毎年,3月3日には,食べています。というわけで,今日の食卓は次のような感じでした。

雛人形も,しっかりと飾ってあります(お内裏様とお雛様の2人だけですが)。子供の方は全然関心はなく,もっぱら大人だけが鑑賞している状況ですが,たまに部屋の中に人形があるのも気分が変わって良いものです。なかなか良い表情をした人形で,気に入っています。