2011年2月27日日曜日

「TAROの塔」第1回を見てみました。岡本太郎の作品とマインドマップは似ている?

今年は岡本太郎の生誕100年の年とのことです。それにちなみ,岡本太郎を主人公にした「TAROの塔」というNHKのドラマが始まりました(誕生日の2月26日に第1回を合わせる辺り,力が入っていますね。)。

今回見ようと思ったのは,数日前から,さんざん流れていたこの番組の宣伝の影響です。そこに出てくる松尾スズキ演じる「なりきり岡本太郎」といった感じの演技のインパクトが強く,これは面白くなるに違いない,と思ったのですが,第1回の印象もそのとおりでした。ただし,これは演技や演出が面白いというよりは,そもそも岡本太郎とその両親の生き方自体が面白いからのような気がしてなりません。

松尾さんは,岡本さん独特の目の動きであるとか,絵を描く時の動きを非常によく研究しているようで,ついついじっと見入ってしまいました。

今回のドラマを見ながら思いついたのですが,岡本太郎の描く絵の雰囲気とアイデアの発想法として,近年よく使われているマインドマップの雰囲気がとてもよく似ていると感じました。グーグルの画像検索で比較してみると次のような感じです。

岡本太郎で検索
http://www.google.co.jp/images?rls=ig&hl=ja&q=%E5%B2%A1%E6%9C%AC%E5%A4%AA%E9%83%8E&um=1&ie=UTF-8&source=og&sa=N&tab=wi&biw=1062&bih=587 

 マインドマップで検索
http://www.google.co.jp/images?um=1&hl=ja&rls=ig&biw=1062&bih=587&tbs=isch%3A1&sa=1&q=%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%9E%E3%83%83%E3%83%97&aq=f&aqi=g10&aql=&oq=

岡本さんの作品は,岡本さん自身のマインドマップなのかもしれない,と思ったりしました。

PS. この演技を見ているうちに,岡本太郎さんの本物の映像も見たくなりました。そのうち,過去の番組の再放送もされるような気がします。

2011年2月26日土曜日

[わが家のいやげ物]2003年からある「阪神の戦士たちウィスキー(浜中選手の顔付き)」

このところ快晴が続いていたので,ついつい少し薄着にしたところ,すっかりノドが痛くなってしまいました。今日も晴れていましたが,結構寒い日でしたね。

いきなり話は飛びますが,このところ家内の不要物品をできるだけ処分し,なるべくすっきりとした生活ができないか,ということばかり考えています。そういう時に困るのが,貴重そうに見えるけれども実際は取っておくまでもない...といったものです。みうらじゅんさんの造語に,「いやげ物」というのがありますが,我が家には結構そういうものが多いのです。

というわけで,それらを処分するために,「最後に記念撮影した後,廃棄する」というアイデアを思いつきました。ブログの記事にもなるし,一石二鳥です。

その第1弾です。次のような物件です。
正面から撮影
背後から撮影

私自身,阪神ファンでも何でもないのですが,何を思ったのか,2003年にこういうものを買ってしまい,その後,そのままになっていました。ちなみにこの人形のモデルは浜中選手です(似ているのかどうかもわかりませんが)。7年以上も前のものですが,今のところ特に問題なく飲めるようです。

それにしても,なぜ買ったのかわかりません。

(参考)「いやげ物」とは・・・観光地で「誰がこんなもん買うわけ?」と思わせたり、贈られた相手が喜ぶどころか突き返されそうな、貰っても全然うれしくない20世紀の愛すべき土産物の総称のことをさす。
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%A4%A4%E4%A4%B2%A4%E2%A4%CE

2011年2月16日水曜日

チョコレートの食べすぎです。

昨日はバレンタインデーということで,本日はチョコレートの食べすぎです。ただし,子供が友人と交換した,いわゆる「友チョコ」のお下がりです。

私自身は,家族から2件「義理チョコ」をもらっただけなのですが,子供の方は,かなり大々的に交換しており(ちなみに男子はほとんど無視されているようです),菓子箱にぎっしりとチョコレート(&チョコを使ったクッキー)を持ち帰ってきました。

当然のことながら売り物とは違い,消費期限はかなり短いので,今日はそれを一緒になって食べていました。子供の友人も見ず知らずの大人が食べているとは思ってもいないことでしょう。味の方もいろいろとあって,なかなか面白いですね。

さて,全く別の話題ですが...ノドが段々と痛くなってきました。昨日,ちょっと油断して,襟巻きをせずに外を歩いたのが悪かったようです。悪化しないことを祈りたいと思います。

2011年2月14日月曜日

今日は一歩も家から外に出ず,エドウィン・フィッシャーのCDを,思い出にひたりながら,じっくりと聞いていました。

このところ,何かと忙しかったので,日中は家から一歩も出ず,ゴロゴロしていました。家から出るどころか,ほとんど居間のコタツにもぐったまま,という感じでした(そのせいか,背筋が痛い)。

そんなことをしながら,子供の頃を思い出していました。昔から家にこもっていることが好きで,やはり,冬になるとコタツに首までもぐり,ラジオカセットで音楽を聞いていたりしていました。小学生の高学年の頃,亡き祖母と一緒にコタツに入り,「美しく青きドナウ」を聞きながら,雪が空からゆったりと落ちてくるのを見ていた...そういうシーンが何故か目に浮かびます。確かにそういう時間があったはずです。

昔同様,頭の上にラジカセ(今ではカセットは付いておらずCDが付いていますが)を置き,CDを聞きながら,本を読みながら,時々寝ながら,過ごしていました。聞いたCDは,エドウィン・フィッシャーという往年の名ピアニストによるシューベルトの即興曲集などです。

この演奏にも思い出があります。中学生の頃,たまたまラジオを聞いていた時,この人の演奏する,作品90の4の即興曲が流れてきました。曲名も演奏者も知らずに聞き始めたのですが,その音の流れの美しさと転調の素晴らしさに「!」と耳が止まってしまいました(耳が止まったというよりは,多分,動かしていた手が止まったのだと思いますが。)。

演奏後,アナウンスが入り,シューベルトの即興曲という曲で,エドウィン・フィッシャーが弾いていることが分かりました。それ以来,この曲が大好きになりました。フィッシャーの演奏は,非常に古い録音なのですが,その針音が聞こえてくるような,どこか遠くの方から聴こえてくるような感じが,ラジオで聞くというシチュエーションにぴったりでした。

このフィッシャーのシューベルトの演奏を,昨日,タワーレコードに行った時,10枚で1100円というとんでもなく安いBOXの中に入っているのを見つけ,ついつい買ってしまいました。それを今日,聞いてみたわけですが,安すぎるのも少々複雑な気分です。

その他に,あれこれ聞いたことのない演奏が沢山入っているので,また今度,コタツに入って寝ながらラジカセで聞いてみようと思います。至福の時間というやつかもしれません。

2011年2月12日土曜日

昨日は富山県氷見市でブリを食べてきました。

昨日は富山県氷見の民宿で1泊し,ブリ料理を食べてきました。道路自体はそれほど混んではいなかったのですが,「今がシーズン」ということで,民宿周辺やフッシャーマンズ・ワーフは,大変賑わっていました。

夜の料理はブリ尽くしということで,大満腹でした。が,正直なところ,満腹感が増してくるにつれて(お酒を大量に飲んだせいもありますが),味がよく分からなくなってきました。結局のところ,ゆっくりしたペースで,いろいろな料理を少量ずつ,上品に食べていく方が料理というのは楽しめるのかな,とちょっと贅沢なことを思ったりしました。むしろ今朝の宴会明けの「普通の朝食」の方が「普通に」おいしかった気がしました。いずれにしても,本日は二日酔い気味です。

フィッシャーマンズワーフで売っていたブリ。
5万円ぐらいしていました。